美大バカロレア

美術学部・美術研究科 – 東京藝術大学入試情報サイト

平成28年度東京藝術大学美術学部先端芸術表現科入学者選抜試験
第一次試験問題、総合実技1日目

素描(試験時間10:00~16:00,内昼食時間12:00~13:00 昼食時間に試験を続けてもよい)
『鏡を見て、4年後の自分を描きなさい』

【メモ】
4年(後)―うるう年≈制度的な「1日」と自然の「1日」ずれの調整
→制度としての「私」と身体としての「私」
→自己の支配と他者論
参照:レビナス、顔と絶対的他者
→創造主としての「私」

小論文(「素描」と同じ)
問題1 (人造人間と「不吉な匂い」)
問題2 (自分の身代わりについてとそれへの特別な能力の付与)
問題3 (4年後の自分を自由に創造)

 
総合実技

P211~221

人形 (書物の王国)

人形 (書物の王国)

 

 


難しい。 1日考えて、これくらいのアイデアしか浮かばない。
芸大生はどう答えるのだろう?

司法試験教養選択科目「政治学」出題54問。
注意!「タテマエ論」(規範論)厳禁!とのこと。

政治学演習

政治学演習

 

いきなり自分で小論文が書けないなら、 その前に、出来合いの小論文の穴埋めで、訓練しとくのも、一つの手だろうか。

 こちらは、バカロレア。試験対策ももちろんあり。

societas.blog.jp

id.fnshr.info


バカロレア哲学試験は何を評価しているかー受験対策参考書からの考察ー
坂本尚志(京都大学高等教育研究開発推進センター)pdf

『まず認識すべきは「それぞれの問題文が、それ自体の存在を持っている」ということである(Braz,2007)』(上掲論文,京都大学高等教育研究第18号p56,2012)
素晴らしい。
『生徒が注意を向けるべきは、問題文のすべての語、表現である。冠詞が定冠詞であるか、不定冠詞であるか、そして名詞や動詞に複数の意味がある場合には、それぞれの意味について、それがもたらす含意を検討しなければならない。その後に、問いを構成するこれらの要素の間にいかなる関係が存在するかを見分ける必要がある。この関係こそが、問題文の独自性を形づくり、解答の方向性をある程度限定するのである。』(〃)
論理とは、つまりは、(手順による)制限のことである。それは、数式だろうが、自然言語だろうが、変わりはないのである。

〇『自由はさまざまな限界に従属しているのか』
〇『自由はさまざまな限界に従属しているに過ぎないのか』
(それぞれ、本文中にある、問題例。Braz,2007)

答案に求められていることが違うのである。




それ以前に、論文試験も「暗記物」だという指摘に関しては、

お笑い大蔵省極秘情報

お笑い大蔵省極秘情報

 

 「当たり前」だったりする。



だから、芸大入試が際立つのであって。本当に、「暗記物」じゃないのだろうか、という点で。むしろ、戦前の陸大入試の口頭試問の奇問怪問に近いのだろうか
(あれは、藩閥打破と言う、裏の政治的意味があったのだが)

バカ田大学 入学試験 | 赤塚不二夫公認サイトこれでいいのだ!!

いや、本当は、暗黒舞踏なのか。
「自分の胎内でカレイが泳いでいる」「もしあなたの頭が十倍の大きさだったら」「“郷愁”をまっすぐ歩くことだけで表現する」「花火の家族の一家団欒」
暗黒舞踏 - Wikipedia

 

最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常

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 東京藝術大学の『卒展』作品が素晴らしすぎる… - NAVER まとめ

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www.osaka-geidai.ac.jp

www.tamabi.ac.jp