テンプル騎士団とフランス革命

アメリカ独立革命フランス革命が同じリーダーによって同じことを目指したはずが。
アメリカは単独社団型国家の革命。
フランスは社団群国家から財団型国家の革命を目指したが、あてがはずれた。
社団群国家から近代国家に移行する歴史の流れがあるとして。

なぜ、財団型をもくろんだか。

フランスは以前団体の財産ー国家を運営できる程度の莫大なーを接収していた経験を持っていたからではないのか。そう考えると面白い。


『官僚制度の強化に努め、やがて絶対王政へとつながる中央集権化の第一歩を踏み出した』(フィリップ4世 (フランス王) - Wikipedia

テンプル騎士団 - Wikipedia

"国際金融決済の祖”テンプル騎士団フランス革命ロシア革命に与えた影響に思いをはせる。
ドイツの民話の研究は進んでいるが、フランスの民話に何か残っていないものだろうか。庶民がテンプル騎士団とその財産をどう思っていたか。また実証研究に、テンプル騎士団の財産の接収がフランスに与えた影響を調べたものはないか(実際は政治的意味合いが強く、財産については大した意味がなかったのだろうか)。

 

 規範的史学から脱して、最近、歴史学が面白いらしい。

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レーニンは、田舎のロシアを都会のドイツにしてしまいたいと望み、ドイツのどこやらから資金援助を受けたらしい。
レーニンを「ロシアの坂本龍馬トロツキーを「ロシアの西郷隆盛」と思ってしまえば、司馬遼太郎の書いた(理想的人物に帰着する)歴史活劇である(すなわち、人物支点から規範支点に移った歴史を再び人物支点に戻し、しかし先の2支点は相対化されるのである)。


 

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脱学校の社会 (現代社会科学叢書)

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