マッチング8

 

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前回と異なり、👇は、「別表」の第1行の第何列目に「1」が来るかを、まとめたもの。
例えば、21ならば第19列目、

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例えば、3の行の(13,4)の組み合わせが(4×10ー13×3)=1
p(3,7)の行の(P:10×k+p,ξ)の組み合わせは、(ξ×10ーP×p)=1で、p(1,9)の行では、かける数pが1と9で逆になる。

さて、第1行と第2列は或る対応を持っており、例えば、7の場合、第1列が[1,3,2,6,4,5]であるが、これを2数ずつ重複を許して区分して、[(1,3)(3,2)(2,6)(6,4)(4,5)]とし、第1行目mkと第2行目nkを[(m1,n1)~]とすると、先ほどの数列と同じ[(1,3)(3,2)(2,6)(6,4)(4,5)]である。

👇は、第1列だけをまとめたものである。
👆のまとめと👇のまとめを見比べる。
例えば、7の場合、👆のまとめを見ると「12」であり、👇の7の列の下(「1」)から順に12をかけてゆくと、

1×12=12≡5(12=7+5)
5×12=60≡4(60=7×8+4)
4×12=48≡6(48=7×6+6)
6×12=72≡2(72=7×10+2)
2×12=24≡3(24=7×3+3)
3×12=36≡1(36=7×5+1)

となり、列を順次登って1に戻ることとなり、これは6数の循環を現している。
ちなみに、12÷7は、1.714285~の6数の循環であり、小数との対応から換算すると、132645で、この列の循環に成る。このとき、2^n≡1(mod7)より、n=6である。また、3数ずつ区切って、7+2=1+8=4+5=9である。

 2÷7=0.285714(換算値645132)
12÷7=1.714285(換算値132645)
22÷7=3.142857(換算値513264)
42÷7=6(換算値8)
52÷7=6.571428(換算値326451)
62÷7=7.428571(換算値451326)
72÷7=8.857142(換算値264513)
以下、繰り返しの6セットである。

7と17を間違えたが、上手くゆく。

1×5= 5
5×5=25≡4(25=7×3+4)
4×5=20≡6(20=7×2+6)
6×5=30≡2(30=7×4+2)
2×5=10≡3(10=7×1+3)
3×5=15≡1(15=7×2+1)

 1×12= 12
12×12=144≡ 8(144=17× 8+ 8)
 8×12= 96≡11( 96=17× 5+11)
11×12=132≡13(132=17× 7+13)
13×12=156≡ 3(156=17× 9+ 3)
 3×12= 36≡ 2( 36=17× 2+ 2)
 2×12= 24≡ 7( 24=17× 1+ 7)
 7×12= 84≡16( 84=17× 4+16)
16×12=192≡ 5(192=17×11+ 5)

 5÷ 7=1.714285(換算値132645)
12÷17=0.705882352911764(換算値1054469867233182)


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13の場合)
 1×4= 4
 4×4=16≡ 3(16=13×1+ 3)
 3×4=12
12×4=48≡ 9(48=13×3+ 9)
 9×4=36≡10(36=13×2+10)
10×4=40≡ 1(40=13×3+ 1)
となり、、6数の循環。4÷13=0.307692~の6数の循環であり、小数との対応から換算すると、109234で、0を10、2を12と考えると、この列の循環に成る。このとき、4^n≡1(mod13)より、n=6である。また、3数ずつ区切って、3+6=0+9=7+2=9。

となると、次は、累乗の計算の簡略化を循環で。