海苔は湿気る

☟この人偉い。こういう人に、密かに憧れている。

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舟を編む (光文社文庫)

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 ☟「 湿る」じゃないそうです。

にほん語観察ノート (中公文庫)

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小学校で図書館で辞書学習を始めるときに、最初に受ける定番ネタってあって。
意味の循環に関すること。これは終局的には、ゲーデルにまでたどり着いて、つまりは同じことを同じことで説明する循環になるか、同じことを違うことで説明する飛躍に成るかの二つに一つでしかない(そもそも、シンボルが、表示と意味という、二重性を持っていることを含めて)。比喩と言うのは後者で、それは感慨という、主観の構成になるので、そこで共同主観ということが出てくる。或いは、言外の言、といったことで、オブジェクティブに意味を停止したときに、サブジェクティブに意味を持ちうるか、と考え、その構成的関係を二次的なオブジェクトとして意味を持ちうるか考えることである。

 

ノイマン・ゲーデル・チューリング (筑摩選書)

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トートロジーの意味を構築する ―「意味」のない日常言語の意味論

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言語における意味

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数学の認知科学

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要は、小学校の頃の他愛のない経験を踏まえて、大人の辞書学習をするには。
アプローチも考える、ということを。(冒頭の方は、そういうことを除外して辞書に拘る、と慎重に宣言されているように思います。辞書が好きな方で、難癖付けているわけではないと思います)

「抑々」→→→《ある概念》←←←「基本的に」

とすると、循環に行き着くとともに、共通する概念を含んでいることがわかる。


大した話では無い。
以前、堀江が、英語の単語なんて丸暗記するもんじゃない、と言っていたし。
(ただ、自分は、或る数学者の留学記にあった流派で、丸暗記するけれどね。漏れなく、重複することなく、の「漏れなく」という感覚だろうと思う。マルっと、だいたい、ではなく。)

ただ、これくらい、普通わかるよね。子どもじゃあるまいに。
朝日的な知性って、酷く特徴的じゃかなろうか。

 


 ☟100円くらいになったら、買おう。

数学の天才と悪魔たち―ノイマン・ゲーデル・ヴェイユ (河合ブックレット)

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