「茶の間で聞く」政治の話のウソ        /「最近、親切な人が訪ねてこなかった?」

👇民主主義の起源はアテネにある、というような話?
主権は対外的な自由と内部の統一によって達成される。そのとき、この統一が抑圧的であるなら、自由意志論と行為論に焦点が当たる。この個人の自由主義と国家の自由主義を一緒くたにして語ってよいのものか。
(なお、カルヴァン主義と全的堕落 - Wikipedia予定説 - Wikipedia
歴史的な事実は一回性の、操作対象の埒外にあって(経験的事実と科学的事実の違いー帰納的誤謬)、したがって、自由主義を語るときに求められるのはむしろ、クリアカットに定義されてしかしあるかどうかもわからない、普遍的な意味ではなく、それらの経験を踏まえて主張される、そのときそのときのその行為の意義と今日的なその行為の意義である。そして、意味は、行為の後に帰納的についてくる。すなわち、行為が十分遂行的であるかどうかが問われる。

news.yahoo.co.jp

啓蒙思想から生まれた近代思想の一つであり、人間は理性を持ち従来の権威から自由であり自己決定権を持つとの立場から、政治的には「政府からの自由」である自由権個人主義、「政府への自由」である国民主権などの民主主義、経済的には私的所有権と自由市場による資本主義などの思想や体制の基礎となり、またそれらの総称ともなった
ブリタニカ百科事典「個人主義の権利や自由を強調し、政府の権力の制限を求める政治的・経済的な主義 (Political and economic doctrine that emphasizes the rights and freedoms of the individual and the need to limit the powers of government.)」

自由主義 - Wikipedia

 

リベラル(英語: liberal)またはリベラル派(リベラルは)は、自由主義(英語: liberalism、リベラリズム)や、自由主義者リベラリスト)を意味する用語。権威主義全体主義と対立する立場である。

リベラル派 - Wikipedia

 
👇自由意志や寛容にも文化的、宗教的起源がある。しかし、重要なのは、近代化の過程でその遺産をどう受け継いで理論化されたかだ。

ジョン・ロックとその先駆者たち―イギリス寛容論研究序説 (1978年)

ジョン・ロックとその先駆者たち―イギリス寛容論研究序説 (1978年)

 

ジョン・ロックの寛容論
ジョン・ロックの寛容論の主眼は、聖俗を分離させること、とりわけ為政者が信仰の問題に干渉しないようにさせることであった。彼の後年の作品『寛容についての書簡』A letter concerning toleration. (1685)では、主に3つの原理が掲げられている。

Wikipedia『寛容』

 

👇条約締結時、フランスはまだ、王国であった。そして、条約締結後、フランスは積極的にドイツ領を侵食する。

戦うハプスブルク家 (講談社現代新書)

戦うハプスブルク家 (講談社現代新書)

 

ヴェストファーレン条約ヴェストファーレンじょうやく、羅: Pax Westphalica、独: Westfälischer Friede、英: Peace of Westphalia)は、1648年に締結された三十年戦争講和条約で、ミュンスター講和条約オスナブリュック講和条約の総称である。ラテン語読みでウェストファリア条約とも呼ばれる。近代における国際法発展の端緒となり、近代国際法の元祖ともいうべき条約である。

Wikipediaヴェストファーレン条約 - Wikipedia

 

  

「茶の間で聞く」政治の話のウソ

「茶の間で聞く」政治の話のウソ

 

  保守主義自由主義、民主社会主義共産主義の勢力の全体を見回し、その思想内容をよく検討すれば(本書第五章、第六章)四つの勢力を区分する最も重要な線は、「保守」と「革新」の間ではなく、保守主義自由主義・民主社会主義の三勢力と共産主義の間に引かれることが分かろう(図表16参照)。
 「保守」「革新」という言葉を無自覚に使っていると、こういう問題に気づかなくなるのである。政治をめぐる言葉の問題には、もっと注意が向けられてよい。

『スタンダード政治学』P230,加藤秀次郎(他、中村昭雄著),芦書房 

 

👇『最近、親切な人が訪ねてこなかった?』

サギ師が使う 人の心を操る「ものの言い方」 (イースト新書Q)

 

【目次】
第1章 「OKへの流れをつくる」ものの言い方
第2章 「思わずOKしてしまう」ものの言い方
第3章 「相手の意表を突く」ものの言い方
第4章 「都合のいい答えを引き出す」ものの言い方
第5章 「さりげなく優位に立つ」ものの言い方
第6章 「相手ペースに乗らない」ものの言い方