そういうことか?

 

 

markovproperty.hatenadiary.com

 

永遠に僕のもの(字幕版)

永遠に僕のもの(字幕版)

  • 発売日: 2020/02/04
  • メディア: Prime Video
 

👆を借りようかと思ったが。 

 7.1chを聴くために。

 ところが、

ただしこのARCは、従来の光デジタル音声接続の置き換えという性格を持っている。光デジタル接続の規格と同様に、伝送できるのは最高192kHz/24bitのLPCM(リニアPCM/ステレオ)または、各種5.1chフォーマット(Dolby Digital/DTS/MPEG-2 AAC)に限られる。近年普及が進んでいる最新の3Dサラウンドフォーマット「Dolby Atmos」「DTS:X」などの音声信号が伝送できない点に注意が必要だ。

kakakumag.com

テレビへの接続は、 「一番安い」と思って👇と同等品を購入したが、それだと5.1ch分しか聴けないらしい。 

HTX-11への接続は付属の光ケーブル(Toslink,トスリンク - Wikipedia)なので「そういうモノだ」と思って気にしたことはなかったが、👇のような製品もある。なお、赤字強調下線強調は、私。 

対応オーディオ型式
SPDIF 、ADAT、ドルビーデジタル、DTS
非圧縮PCMオーディオ、圧縮5.1、7.1デジタルサラウンドサウンド(ドルビーデジタルプラス/DTS-HD/ LPCM)
※ 注意
- 異なるデバイスの光デジタル端子は、サイズがわずかに異なります。iVANKY 光ケーブルの端子部は改良型でほとんどのデバイスには対応ですが、サイズによる不適用場合もあります

対応
対応出力機器 光・同軸デジタル入力を持ったスピカー・AVアンプなど
対応入力機器 テレビ・家庭用ゲーム機・パソコン・TOSLINK切替器
対応音声フォーマット Dolby Digital 7.1ch/5.1ch、DTS5.1ch、LPCM2ch(最大24bit 192KHz)
デジタル入力信号 PCM 44.1 kHz, 48 kHz, 88.2 kHz, 96 kHz, 176.4 kHz, 192 kHz (最大24 bits)

仕様
品名 光デジタル音声ケーブル
インターフェース SPDIF端子
オス SPDIF(角型)
オス SPDIF(角型)
色 黒
材質 アルミニウム合金 ナイロン
ファイバー 日本産TORAYファイバー使用 

 ただ、
👇を購入したときに、光ケーブルが付属で付いてきた。 

サンプリングレート(最大)192khのトスリンクの光ケーブル(1m)が付属で付いてくる。これがHTX-11の付属の光ケーブルとプラグ部の大きさが若干違う
サンプリングレートなのか、大きさなのかは知らないが、若干期待が高まる。
興味深いのは、カスタマーQ&Aで、

光ケーブル経由でスピーカーが鳴りません。光ケーブルを別のものに変えても駄目でした。出力をヘッドフォン端子にしても同じ。ビビビビビとノイズのみ。不良品でしょうか 

何かの規格が合っていないらしい。何かある。
一方、👇のような製品もある。

ホームシアターアプリケーションでは、Toslink接続を使用して、ドルビーデジタルまたはDTSサウンドトラックをオーディオプロセッサーまたはA / Vレシーバーに送信して、サラウンドバックモードにすることができます。

 『サラウンドバック』とは何か。

manuals.denon.com

要は、スピーカーは、フロント(左右 2ch)、センター、サラウンド(左右 2ch)と順繋げて、さらにサラウンドを加えて、7.1 chにするのだが、これを「サラウンドバック」と言うらしい(9.1chになると何だろう?)。ただし、繋げるスピーカーはバックとは限らず、フロントに置くものや、トップ(天井部)に付けるものなどいろいろある(が、総称して、というか、代表して、出力規格では「サラウンドバック」と言うらしい)。ただし、HTX-11の場合、7.1chは、『SR』『SL』(のRCAジャック)表記になっている(5.1ch分は『SurrondSpeaker(サラウンドスピーカー)』の表記で電線接続)。

今度はS/PDIFとある。何か。ソニー/フィリップスの規格であるらしい。エンコード(データ圧縮形式)のことかと思えば、『2ch伝送』という説明が一般になされている様子なので、どういうことだろう?
それを「ステレオ」(つまりは2音源)と解する向きもあるがそうだろうか?この場合の『2ch』は「(デジタル)2回線分」じゃなかろうか?
要は、すでに観たように、標準規格の光ケーブルだと5.1chが限界だが、その(「ステレオ」というよりむしろ)「ダブル」(2倍)と考えて差し支えないだろうか(「バイナリ」と言おうと思ったが、それだと「2進数」と同じ言い方なので、混乱しそう)?
そうすると、👇の説明も納得みが増す。

www.buffalo.jp

e-words.jp

[2]MPEG-2オーディオAACの仕組み
~入力データは、オーディオ信号で、AACの場合 2 チャンネルのステレオ信号や 5.1 chの信号が入力となります。

(そこが知りたい最新技術 オーディオ・ビデオ圧縮入門 P161) 

 

まとめると、
〇出力(側)機器、入力(側)機器、配線のそれぞれの仕様を見なければならない。
HDMIケーブルには、Ver2.0/Ver2.0a/Ver.2.1があるらしい。このうち8k対応は2.1で、立体音像も2.1。3D画像は、Ver2.0で伝送できるので注意。ちなみに、『ハイレゾ』は、ハイレゾリューション(高解像度)のことで、CDの解像度16bit/44khzを超えることなので、「立体音像」を指すわけではなく、『サンプリングレート:192khz』の表示があってもそれが直ちに7.1chサラウンドの音源を伝送できることを指すわけではない。
〇光(ファイバー)ケーブルには、一般規格とそれ以上の規格のものがあり、一般規格では5.1chサラウンドの音源までしか伝送できないが、『7.1ch対応』を明記してあるもの以外では、『LPCM2ch』または『サラウンドバック対応』の表示があるものも7.1chサラウンドの音源を伝送できる。

デジタル時代は、様々な仕様を簡易な説明文から読み取らなければ十分でないので、大変だ。往々にして、伝送信号の形式と伝送媒体が一緒くたになるーというか、一体として開発されているらしいが、丁寧に説明されていることが皆無なので、ごっちゃになる。

bokunimo.net


うすうす気づいていることだが、どうも座学が足りない。
みんあすぐわかるものなのだろうか?
最初のHDMIの「ARC」の説明読んでも、「?」だった。

 いや、結局、(デッキから)テレビへの入力とテレビから(スピーカーへ)の出力と
 2本用意すんじゃないの?

と言うのは、最近のテレワークやZOOM試聴でインカムをPCに繋いで使用するようになると、PCからインカムへの信号伝送とインカムからPCへの信号伝送が1本のケーブルで行える双方向通信がアタリマエなので、その説明で『簡単』と言われてもすでに違和感があるのだ。技術の発展史の概観するのでなければ、その説明で言っているのは、家電量販店で「どのケーブルを買えばイイのかわからん」という迷いが多少減るなどということだろうか。或いは、デッキをHub(ハブ、中継機器)にするのではなく、テレビをHubにするという意味だろうか。

あと、LPCMの説明で、『圧縮しないでよくなった』ということがあったが、DVD(~ブルーレイディスク)の開発史でも聞いたな。DVD-RからDVD-RWだったか、1層から2層、3層だったか。忘れたけれど。

これだけの内容を検索してまとめるだけでも一苦労だ。