論文紹介 なぜ19世紀に中国は衰退し、日本は台頭したのかをシミュレーションで説明する(無料公開6月20日まで)
— 武内和人|政治、防衛、安全保障の文献等を紹介します (@Kazuto_Takeuchi) June 13, 2021
ちょっと内容が専門的すぎる気もしましたが、政治地理が近代化の成否にまで影響を及ぼしている可能性を示す論文だったので記事で取り上げてしまいました。1/https://t.co/HazeDzanha
Journal of Economic Behavior & Organization
Volume 155, November 2018, Pages 178-204
Geopolitics and Asia’s little divergence: State building in China and Japan after 1850☆
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0167268118302348?via%3Dihub
興味深い
論文では補論として、中国と日本だけでなく、中世のイングランド、カロリング帝国、モスクワ大公国についても言及しています。
論文紹介 なぜ19世紀に中国は衰退し、日本は台頭したのかをシミュレーションで説明する(無料公開6月20日まで)
武内和人|戦争、政治、人間を考える 2021/06/13 12:03
https://note.com/takeuchi_kazuto/n/n7550570a04a8
『マクベス』は👇以前のハナシ
以前のイングランドはサクソン人やデーン人の大諸侯(earl)が各地に割拠している状態だったが、ウィリアム1世はイングランドの統一を推進した。ノルマンディー式の封建制を取り入れて、ヘイスティングズの戦いなどで戦死・追放した諸侯の領土を没収し、配下の騎士たちに分け与えた。さらに、各州(シャイア、shire)に州長官(シェリフ)を置いて、王の支配を全土に及ぼした。
ノルマン・コンクエスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88
ノルマン・コンクエストに始まる外との接触は、スコットランド史に新たな展開をもたらした。ひとつにはイングランドとの勢力争いが顕在化したこと、もうひとつは多様な民族の流入と社会・文化の変化である。
スコットランドの歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B3%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2