遠い空の灯り                 『日の名残り』『タタール人の砂漠』『城』

?青い光が清々しく散った時間は去り、?赤い光届く時間に向かう。
まだ見ぬ人生の?最後に、(祝祭の夕方)は訪れるのか。
「楽しめ」と励ます男の言葉に「私」は戸惑う。

なんという不味い文章だ。文章はあいかわらず難しい。
シソーラス辞典、表現辞典、買おうかしら。
朝日新聞社の校正辞典は「一つの方向性」以上にあてにはできん。

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

日の名残り (ハヤカワepi文庫)

 
タタール人の砂漠 (岩波文庫)

タタール人の砂漠 (岩波文庫)

 
城




Kは、バルナバスの妹オルガに宿屋に連れて行ってもらう。しかし、そこははじめにKが止まっていた「橋屋」ではなく、城の役人が泊まる「貴紳荘」であり、今まさにKの長官クラムが滞在しているという。Kは、その酒場で給仕をしていたフリーダに一目惚れをする。彼女はもともと「橋屋」の女中であったが、その後「貴紳荘」のホステスに出世し、今はクラムの愛人でもあるという。しかし、Kと彼女はカウンターの下で愛し合い、翌日連れ立って「橋屋」のKの部屋に移り住む。次の日、Kは、「橋屋」の女将からフリーダに対する責任について詰め寄られる。
Wikipedia『城 (小説)』
 
失われた夜の歴史

失われた夜の歴史

 

なお、小話(空はなぜ青くて、夕焼けはなぜ赤いのかな) : 富士通研究所

👇ポジティブ書評。なるほど

aniram-czech.hatenablog.com

かつては「青い光」をアレゴリーと信じたが

ベンヤミンのアレゴリー的思考

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