僕らの多くは、例えば「権利には義務が伴う」のような言葉とともに、「権利」ってものを、何らかの奉仕や励行の対価として上から与えられる恩恵のように(誤って)捉えてきたし、もっと言えば、できることなら権利を行使しないことが公のために望ましいとすら思っている。そういう風に教育されてきた。
— シュナムル (@chounamoul) 2017年10月16日
👇ゲーデルによる神の存在証明
行動を内面の転写P(性質P)と捉え(、量化でき)るなら、可能Mと必然Nの論理で説明できると思う。
すなわち、権利と義務は、ゲーデル『神の存在証明』で説明できる。
GとRを読み替えれば。
神Gが実際に存在することを証明できないが、人権Rの規範性とそのもとでの権利の義務に対する独立性と優位性の獲得を説明できると思う。
以下の書き込みがネット掲示板にあったのでメモとしてつけたします。(2007.11/5)
198 名前: 走召 糸色 文寸 ネ申 Mail: 投稿日: 2007/11/05(月) 08:38:27 [ 0 ]
P(φ) φは肯定的(またはφ∈P).
公理1.P(φ).P(ψ)⊃P(φψ). 任意の数の連言
公理2.P(φ)∨P(~ψ). 排反的選言
定義1.G(x)≡(φ)[P(φ)⊃φ(x)](神)
定義2.φEss.x≡(ψ)[ψ(x)⊃N(y)[φ(y)⊃ψ(y)]]. (xの本質) xの任意の二つの本質は必然的に同値である。
p⊃nq=N(p⊃q).必然性
公理3.P(φ)⊃NP(φ)
~P(φ)⊃N~P(φ)性質の本性より導かれる。定理.G(x)⊃GEss.x.
定義.E(x)≡(φ)[φEss x⊃N(∃x)φ(x)].(必然的存在)
公理4.P(E).
定理.G(x)⊃N(∃y)G(y),
ゆえに(∃x)G(x)⊃N(∃y)G(y);
ゆえにM(∃x)G(x)⊃MN(∃y)G(y).(Mの可能性)
M(∃x)G(x)⊃N(∃y)G(y).
M(∃x)G(x)は、肯定的な性質すべてを含む体系が両立可能であることを意味する。なぜなら、
公理5.P(φ).ψ⊃nψ:⊃P(ψ),よって
x=xは肯定的
x≠xは否定的。
ちなみに、権利と義務が表裏一体とみなすのは、生得的な取引感情のゆえで、現行社会において「正義」乃至経済的公平性のレベルでプロットされると思う。
道徳は取引感情に掉さし、公平性を問いますが(実際は、不利益命令を課すことだろうと思う。)、倫理は取引感情を停止します。ですから、ここから論理が生まれ、科学が生まれたのだろうと思う。それは形式によって担保されたのだろうと思う。倫理と道徳はこの点で決定的に異なると思う。
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