シンガポール科学技術中学校(SST)交流事業、柏原正樹さんチャーン賞受賞

https://www.city.kaga.ishikawa.jp/data/open/cnt/3/3841/1/6gatuhoseinaijisiryou.pdf.pdf

P  8
シンガポール工科大学インターンシップ受入事業
シンガポール工科大学生のインターンシップを受け入れ、加賀市における地域課題解決のための提案を受けることにより、本市の施策や市内企業への業務改善の提案に繋げる』

c.f.
加賀市、始動!!日本初の「ブロックチェーン都市」へ向けて』
https://crypto-times.jp/kaga-japan-blockchaincity/

newspicks.com

president.jp

www.hoshinoresorts.com


P11

「地域ICTクラブ」構築実証事業
P14
商工費 シンガポール工科大学インターンシップ受入事業
教育費 シンガポール科学技術中学校(SST)交流事業,SSTラボスクール参加事業

シンガポールの科学技術情勢

(6)初等中等教育識字率

 初等中等教育制度は、6-4-2制(プライマリー6年、セカンダリー4年、ジュニアカレッジ2年で、それぞれ日本の小学校、中学校と高校1年、高校2年と3年に相当)となっており、プライマリーレベルが義務教育である。

 シンガポールの教育は非常に厳しい競争主義で知られており、小学校卒業時に実施される全国統一卒業試験(Primary School Leaving Examination:PSLE)の結果が、その後の教育進路に大きく影響するといわれている。

 なお、2010年の進学率実績は、セカンダリー:98.1%、ジュニアカレッジ:27.7%、ポリテクニック(日本の高専に相当):43.4%、大学(国内):26.0%、その他技能専門学校:21.0%であった。

 識字率は、2010年で95.9%である(米国CIAのワールドファクトブック)。』

翻って、日本の石川県では。
この間行われた全国学力テストではでは、小学校6年生では、5科目(国語AB、数学AB、理科)中(国語Aの2位を除いて)4科目1位ー正答率は順に、76%(1位は77%),61%,68%,59%,66%ー中学校3年生では、理科が1位で、理科以外は2位ー同様に、79(80),65(66),71(72),52(53),71ーだった。
石川県と学校の取り組みが功を奏しているようで、金沢大学との連携もある。
 👇AI分析と教育

markovproperty.hatenadiary.com

1位は確かに素晴らしく、2位にしても(「1発勝負」において)1位とどれほどの違いがあるか自分にはわからないが、課題はやはり、数学Bで、応用力をどうつけるかと、全体としてはそれで満足するとして、個人個人にどれほどの恩恵が行き渡っているかになるのではいかと、おそらく誰しもが思うのではないだろうか。
中学校で2位に甘んじることになるのは、そもそも正当率を比較すると、受験前だからだろうか、中学生の方が高いのだが、成長期において生徒の個性が(部活動など学校を中心にした支援、協力体制にもとづく活動の活発さと受験等進路の選択のなかで)際立ってくるのもあるのだろうかと思わないではない。

加賀市SSTとの交流事業を行っていて、参加した生徒から、中には大学レベルに到達している生徒もいる学力の高さに驚き、日本でも科学技術の教育に特化した中学校を作って欲しいという意見もあったらしい。高校では、文科省の採択により、特化した授業を行うことができるが、中学校ではどうなっているのだろう。

オリンピック後は、様々な意味で、加賀市から目が離せないのである。



柏原正樹さんチャーン賞受賞。
おめでとうございます。
チャーン賞は、フィールズ賞との姉妹みたいなもんだな。同じ財団。
71歳での受賞ーということは、将来的には、あの人も。

チャーン賞 - Wikipedia
国際数学者会議 - Wikipedia
D-加群 - Wikipedia

佐藤幹夫、ヨゼフ・ベルンシュタイン、そしてアレクサンダー・グロタンディーク
そして
関口開ー河合重太郎ー高木貞治ー彌永 昌吉ー佐藤幹夫ー柏原正樹
だったりする。錚々たる顔ぶれ。岩澤理論の岩澤健吉さんは、佐藤幹夫さんと兄弟弟子(彌永門下)。

代数解析概論

代数解析概論

 
D加群と計算数学 (すうがくの風景)

D加群と計算数学 (すうがくの風景)

 
D加群 (共立講座数学の輝き)

D加群 (共立講座数学の輝き)