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ここで(意外に)忘れてならならないのは、地域差には宗教コミュニテーの違いも含まれること。進化論の取り扱いが有名だろうと思う。

カナダで「一夫多妻」が信仰の自由によって事実上(法律上は許されないが、運用で)許されていることには、さすがにおどろいた。
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タイトルは煽情的であるが、いたってまじめで(多視点からによる、中立的な)ドキュメンタリー

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もう一つ重要なのは、教育の成果物は多様であるという点である。教育経済学の文脈で分析されるものだけでも、知識やスキル・社会性など主に個人に帰するものもあるが、国民統合・市民性・平等性など主に社会に帰するものもある。

数年ある場所に滞在して、そこで見える教育の成果物は、せいぜい個人に帰する部分だけではなかろうか?

それだけを見て論じられる教育政策は不完全なものであるし、教育に社会的意義を求めないのであれば、それはもはや政府の介入をほとんど必要としないものであり、政策として論じる価値すらない。

だから「道徳」という話が出てきやすいんだよなぁ。
集権的・国民統合的+平均指向的・偏差是正的⇒「道徳」