アートとスポーツ

 藤井さん30連勝なるか。相手も新進気鋭の好手で、以前「百年残る天才対決」を制した方。

それはそれとして。
Eスポーツと言えば、ゲームばかりを考えていたけれど。
藤井さんのように、AIネイティブの方が出てくると、どのAIを使って研究するかから発展して、例えばF1にトヨタが進出しているが、AI事業者がスポンサーとして研究を支援するような恰好になってゆくのかな?もちろん、実戦でマシンが使われることはないが。そのときには、将棋はもはや、E関連スポーツと言ってよいような気がする。
将棋はスポーツと、棋譜はアートと考えられてゆくようになるか。
奇しくもオリンピックが近づいて、オリンピックとは何か、を考える機会が与えられたわけだけれど、日本では、人間賛美という視点が決定的に欠けていた。
理性から考えられるアート論がある一方で、理性から考えられるスポーツ論があっただろうか。確かに、パラリンピックにおいてはすでに、オリンピックの記録を抜く事態が起きている。パラリンピックは、身体面に着目される。一方、バレーボールでは、Iパッド(電子タブレット)の使用が、興味本位で報道される(もちろん、それが悪いわけではない)。
人間賛美という視点を持つと、アートとスポーツが接近するのではないか、と思う。