ボランタリズムと冗長性に関する考察 ー 異年齢層混淆集団による共同作業での教訓

【メモ】
公共的性質、すなわち、非排除の性向の強い集団の労働において。
たとえば、若い人と老人が一緒に、作業(肉体労働)をする場合。
総労働時間のほかに、ピッチの管理も重要である。
このとき、ピッチ調整のための冗長性が求められ、「談笑」(無駄話)がそれに使われる。また、単純労働が結合され、一連の作業が完成するとき、一連の作業に共通する(入力と出力の、中間連結部を無視して、2項の時間的差異だけを見たときの)ピッチの維持において、ボトルネック部分が過重労働になるので、人員配置に配慮が求められる。例えば、重圧が2倍の場合、2倍の労働資質を持った人員の配置が望ましいので、目配せが要る(さもなければ、ピッチを下げるか)。




組体操なんて、まったく無意味なことをやっていないで、危険ではないけれど何かしらの困難を伴う、集団作業でもやりなさい。

 「国婦」(陸軍)対「愛婦」(内務省
👇思っていた以上に面白い。

国防婦人会―日の丸とカッポウ着 (岩波新書)

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大阪が特殊な地域であったことの説明にもなっている。なんで、大阪から教育問題が起こるのか、もしかして、関係があるのだろうか。興味が湧いてくる。