奇数の完全数はあるか(メモ④)

数はかつて、具体的な量を意味する概念であった。ところがいまや、数学者は数を、公理系によって振る舞いが規定された、それ自体は無意味な記号として扱っている。数の「意味」は、記号の「操作性」に還元され、記号は純粋に操作を 提供 アフォードするだけの媒体となった。

ー計算と仮説(森田真生,新潮2018年3月号P177)

新潮 2018年 03月号

新潮 2018年 03月号

 

 
対称と保存量について

証明は昇鎖条件からすぐに導かれることがらに全面的に依存しており、おどろくべき単純性を示している
ー抽象代数の歴史p118

ネーターは非可換代数の方が可換代数よりも簡単な法則に支配されていると信じていた。
ー抽象代数の歴史p123

抽象代数の歴史

抽象代数の歴史

 

 

 

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グラフをみていると、ソリトンを思い出すことは記した。
最終行だけ見ても。
🔴🔴🔴〇➝🔴🔴〇🔴➝🔴〇🔴🔴➝〇🔴🔴🔴(🔴🔴🔴〇)➝🔴🔴〇🔴➝…
の繰り返しである。
(下限が決まれば上限も決定されることから)幅を持って巡回する群として考えると、奇数の完全数はない、と解けるのではないか、というのが、ファースト・インプレッションである。
ということで、環なのか群なのかよくわからないが、ガロアを知りたくなって。以下3冊の購入を迷っている。
倉田って人、良い仕事している。

平方剰余の相互法則―ガウスの全証明

平方剰余の相互法則―ガウスの全証明

 
ガロアを読む―第1論文研究

ガロアを読む―第1論文研究

 
逆数学と2階算術 (数学基礎論シリーズ)

逆数学と2階算術 (数学基礎論シリーズ)

 

 

とりあえず、👇が9円と168円だったので、まずはこちらを勝って気分を高めることにした。

数学の天才と悪魔たち―ノイマン・ゲーデル・ヴェイユ (河合ブックレット)

数学の天才と悪魔たち―ノイマン・ゲーデル・ヴェイユ (河合ブックレット)

 
古典へのインターリュード (河合ブックレット―数学シリーズ)

古典へのインターリュード (河合ブックレット―数学シリーズ)

 

 

というわけで、相変わらず、徒手空拳である。