奇数の完全数はあるか(メモ③)

 

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表を作っていたが、奇数のみと違っ、数が多くなって面倒である。
表を作りながら、とりあえず、簡単なことも考えてみる。

求める完全数が偶数の場合、約数に(その完全数自身を含めて){1,2,N,2N}を持つのであるから、求める完全数は、2Nである。N=2n/2n-1かが、問題となる。

N=p(素数)のとき、1+2+p=2pより、p=3、2N=6
N=2n=2pのとき、2N=4pであるから、その完全数は4とpを約数にもつ。{1,2,4,p,2p,4p}
したがって、1+2+4+p+2p=4pより、p=7、2N=28
N=2n=2*2pのとき、{1,2,4,8,p,2p,4p,8p}、p=15となり、矛盾(不可)。
同様にしてN=2nについて考えると、
p=
00,015+00,016=000,031(2N=0,000,000,496)
00,031+00,032=000,063(不可)
00,063+00,064=000,127(2N=0,000,008,128)
・・・
04,095+04,096=008,191(2N=0,033,550,336)
・・・
65,535+65,536=131,071(2N=8,589,869,056)
ちなみに、8,589,869,056=1+2+4+8+16+32+64+128+256+512+1024+2048+4096+8192+16384+32768+65536+131071+262142+524284+1048568+2097136+4194272+8388544+1677708833554176+67108352+134216704+268433408+536866816+1073733632+2147467264+4294934528
であり、自身を除いた約数の和であり、完全数である。


奇数の場合、一般的な場合を考えていないので、本当に備忘の為のメモだが。

ソリトンと言ったのは、ある人の研究(本職)で、素数に関して「曼荼羅図」があったから、それもまた機会が在れば見ておこう。