セクショナリズム

【追記】どうせ理解されないので、ここに書く。

「世代間交流事業」の発案者がおそらく想定できていないことが、当事業が、当該施設の活用を是としないことだ。従来の事業は、オープンな参加を呼び掛けることが不適当で、対象となる属性への「提案型」の事業となり、そのような場合、彼らの属する施設(大抵はそこから動くことが望ましくない。)と組織目的がすでにあるのだ。

であれば、当該施設を主たる活動の場とする団体を主宰するか、非従来型の事業を展開せねばならないが、どうするのだろう。

非従来型事業としては、施設本来の目的であるQOLSの向上から言って、例えば、(今なら)ZOOM講習などが考えられる。そこに「おじいさん」「おばあさん」と「孫(世代の子ども)」の交流の様子を上乗せする。
ツイッターの災害時の活用はつとに知られたところだが、ZOOMの可能性がどこまであるのか。

 


 〇防災拠点(の群)整備の意義
QOLSの向上 Quarity of the life in a shelter

〇外部経済効果としての福祉給付

〇「世代間交流事業」は公民(館)事業か、福祉事業か
補題1)公民教育と福祉行政ー公民/住民区分による責任主体としての「老人」と給付対象としての「高齢者」。その経緯依存的な事業発展の歴史。
補題2)「リーダー育成」の文脈と高齢社会のパラドックス

※公民教育をその発展経緯から敷衍すると、社会教育/生涯学習にさらに(時代思潮を背景として)区分される。「生涯学習」が個人を対象とした機会付与であることを考えると、ますます公民(館)事業と福祉事業の概念的境界が曖昧になる。


補題まで踏み込む必要はないけれど、〇印くらいは前提として共有しておかないと、ハナシにならないよ。
ただ、表立って言う機会はないだろうから、仕方がない。