2020年度 中学部 国府台女子学院 第二回入試 国語(50分)
著作権の関係上、本文が読めないけれど。
読めないにしても。
えらい難しい問題と取り組むんやねぇ。
拙著「本屋さんのダイアナ」は中学受験用の問題に使っていただくことがある。教材の版元さんからテスト用紙が送られてくるので解いてみたりする。
— 柚木麻子 (@W7u8NXx595mJBux) June 15, 2021
「作者の気持ちを〜字で書け」
「彩子の気持ちをア〜オから選べ」
まっさらな気持ちで頑張っても、作者が全問不正解なのなんで?
それが「読解」と「批評」の違いでしょうか。「読解」は自然言語の「論理」の問題ですから、そこに書かれてある字義を超えることはないでしょう。
👇は読んでいない
ちなみに、野矢は規約主義らしい。
規範と自由――野矢茂樹の根元的規約主義考[前編]|山口尚|note
👇のような読み方はできない。
そうなると、やっぱり「論理(国語)」としてつるっとまとめたほうがよくって、「読解」への期待が大きすぎて、偏り過ぎている弊害があるのだろうと思うー所詮「論理」と弁える必要がないか。
戦後の「国語」は実は「修身」(の代わりの、裏からの社会規範の教示)の役割も担っていたから、なおさらかもしれない。
そらフェミニズム批評からは難しいかも。