小谷野敦先生の『蛍日和』が評判だ。 

文學界 (2020年10月号)

文學界 (2020年10月号)

  • 発売日: 2020/09/07
  • メディア: 雑誌
 

 小谷野先生のパートナーは蛍さんじゃないような気がするけれど

めくらやなぎと眠る女

めくらやなぎと眠る女

  • 作者:村上春樹
  • 発売日: 2009/11/27
  • メディア: ペーパーバック
 

 A賞は卒業したので、N賞を狙っているのだろうか。

 

👇そうか、オーストラリア(キャンベル)のことか。読んでいないけれど。

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

  • 作者:村上 春樹
  • 発売日: 1995/10/04
  • メディア: 文庫
 

 

www.studychannel.jp

「太陽の西」は、日が昇るのはもちろん東であるから、(方角を示しているというより)要はその時間帯(の隠喩としてある希望や期待)、国境の南は、最南端の国としてのオーストラリアかと思ったが(オーストラリアの南には海と南極しかない※。南極でもよいけれど、SFっぽい。或る、より一般的な社会の出来事を言っていると思ったので、最南端の一般社会である、オーストラリア)、

www.ne.jp

想像するしかない「国境の南」や「太陽の西」のことだったんだね。
つまり、何かに縛られている不自由を示す隠喩だったんだね。
いや、向日葵とも違うなって思って。

 

※もちろん、ニュージーランドは南緯41°に首都ウェリントンがあって、南米大陸の最南端はさらに南で、その先に或る名の在る諸島の更に南の島々がイギリス領土であるらしい(サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島南緯54度30分)。この島々は奇妙な経緯を持っていて、フォークランド諸島ポンドが流通していることからもうかがい知れるが、アルゼンチンに領有されたこともある。そしてイギリス、チリ、アルゼンチンは南極の一部に領有権を主張しているらしい(ただし、チリ以外は、南極条約に加盟)。