『統一教会についての論点整理』
— Deep sea (@NwFle6q9vQTXb4q) September 13, 2022
池田 信夫 2022.09.13
1.統一教会は安倍元首相暗殺事件に責任はない
2.政治家との「接点」に違法性はない
3.統一教会は「反社」ではない
4.安倍氏は統一教会とは距離を置いていた
5.現行の宗教法人法には不備があるhttps://t.co/azh0CDOmAb
これは「論点」ではないのだけれど、一考察として。
どこまで「人権」を基礎に考えられるかで、リーガルマインドが試されていて、ところがこの問題の場合、にも関わらず、法曹が門外漢なんだよね。
例えば、「医療過誤」を考えた場合、どうだろう。法曹は専門家だろうか。
この問題にも近いところがある。
法曹が何の専門家でないか。
宗教か?
これは、明らかに中間団体問題で、したがって、分岐問題。
中間団体が、人権を抑圧する場合もあるし、人権を救済する場合もある。
そういった分析的なアプローチをとって初めて、憲法の第三者効力といった、法学上の問題点に着地できる。いっかい専門外へ迂回しないとダメなんだよ。
だから、法曹には、社会的に望ましい回答が出せずに、恣意的な運用を強調するしかできないんだ。それは医療過誤で、医者の意見を無視するのと一緒なんだよ。
※ただ、宮台みたいに「孤独」の問題へ向かうのは、ここでは関係がない。
最初に述べた通り、「どこまで「人権」を基礎に考えられるかで、リーガルマインドが試されてい」ることを言っているのだから、政治学上の中間団体問題。