廃校していた(番外4)

モーリス・マリー・エミール・ルブラン     
               1864年12月11日 - 1941年11月06日
サー・アーサー・イグナティウス・コナン・ドイル
               1859年05月22日 – 1930年07月07日
ジョゼフ・コンラッド     1857年12月03日 - 1924年08月03日

同時代だったんだね。最近で言う、コラボではないな、フィーチャーしている。
ちゃっかりしている。

モーリス・ルブランは、ブルジョワ階級出身だったらしい。
コナン・ドイルは、庶民出身と言えるのかよくわからないがアイルランド系でカトリック
※もともとは移民で、祖父が風刺画家、叔父がイラストレーターということは、雑誌や新聞などの新媒体の購買の普及とともに豊かになった(都市型)「新階級」じゃないかと思う。

穂積陳重が1955年生まれ、穂積八束が1959年生まれ、上杉慎吉が1978年(明治11年)生まれ。穂積は伊予宇和島藩士の子、上杉慎吉大聖寺藩(加賀藩支藩藩医の子。

Croissantクロワッサン はフランス語でもdandyは英語である。

何年にクロワッサンが日本に来たか教えてください - 日本にはじめてパンが... - Yahoo!知恵袋

パンのはなし:パンの歴史

クロワッサンの由来は三日月!-フランス発祥以外の起源説や歴史も…? │ +雑学

ダンディズムは、元来、日本でいう「成金趣味」に近かったんじゃないか?と思う。
要は、新興階級の(金はかけるが、実のところ、あか抜けない)ファッションから始まって、言葉の意味も、「極端」を含んでいた。そこから「伊達者」が生まれ、「ダンディは「慎み」について自問・批評を繰り返し洗練させていった」(ダンディ - Wikipedia)と思うが、いかがか。

grapee.jp

ボードレールはダンディズムにいたく関心があり、記念碑的な文章を物している。すなわち、ダンディを志す者は「エレガントであること以外に職業を持つ」べきでなく、また「めいめいにおける美の観念の追求以外のいかなる状態」もふさわしくなく、「ダンディは絶えず卓越を切望しなければならない。ダンディは鏡の前に生き、死なねばならない」。

ダンディ - Wikipedia

教授陣のファッションショー

markovproperty.hatenadiary.com

フランスの「ダンディズム」はフランス革命と関係があり、政治的であったらしい。

換言すれば,ダンディズムは「富の上に築かれた民主主義」に, 代替え可能な流行に,軽蔑を示す。
P141,フランスにおけるダンディズム : その受容と変容

法政大学学術機関リポジトリ

さて、もう一方からの歴史。

pikabia.hatenablog.com

コンラッドは、「王制国民主権国家」だった、元祖コモンウェルスcommonwealthポーランド・リトアニア共和国が周辺国に分割された後の、ロシア占領地で生まれたらしい。

ポーランド分割 - Wikipedia

当時のロシア帝国キエフ県のベルディチフ(英語版)(現ウクライナ・ジトーミル州)[1]に、没落したシュラフタ(ポーランド貴族)の小地主であった父アポロ・コジェニョフスキと母エヴァの子として生まれる。

ジョゼフ・コンラッド - Wikipedia

ポーランド王国で法的特権参政権を持つ社会階級、ないしそこに所属する「貴族」。のちにその資格がポーランドリトアニア連合、ポーランド・リトアニア共和国ポーランド立憲王国のポーランドリトアニア、ルーシ(ウクライナベラルーシ)の各地方に拡大した。

シュラフタ - Wikipedia


あ、今、思い出した。
そう言えば、ワシも、小学生の頃、「アルセーヌ・ルパン」って「ルパン三世」の(ための)設定だと思ったよ。そういったやりとりを同級生とした。
その後だね。本を読んだの。

70年代生まれだけれど、いざなぎ景気後の3C普及後、、、時代、(家庭の母親が財布を握った)子どものマーケット興隆時代だから、とりあえずアニメから入る場合もあった(始まった)んだね(c.f.スーパーカーブームをマーケットからけん引したのは誰か)。

学研の『科学』でも、シャーロック・ホームズは、連載してたの(『学習』じゃないところが味噌だよね。そういう、、、、扱い)。
親に本を買ってもらったのもあるし、学研でも読んだ。
アルセーヌ・ルパンはそういう連載がなかったの。そういう時代だったと思うよ。

いや、待てよと。
風呂に入ったら、血行好くなったせいか、なんか思い出してきた。

www.webmysteries.jp

  1. 『科学』でホームズの連載の前後(横書き)
  2. 『学習』で「奇岩城」のダイジェストか紹介文(縦書き)
  3. 別冊読み物で何か

考えられるとしたら、こんな感じで、2かな?思ったんだけれど、勘違いだったか。残念。
そうだったかなぁ?
『まだらの紐』は『科学』で読んだからね。

すごいですね。
👇このシリーズだよね。

あれ?これ今、文庫で80円なの?キンドルでも576円。昔、1,500円ほどしたよね。
それで、シリーズの最初のこれが一番安くて、次、2,300円とかじゃなかったかな?
端数があったような気もするけれど、覚えていない。
だから、本を買うとき「本気マジか」と思った(値段を気にした)最初の例かな。
子どもながらに、出版業界やりよんな、と思った。

読んだら、面白かったけれどね。なんていうんだろう。「大人っぽい雰囲気」というか、とっつきにくくて、「食わず嫌い」ってあったね。そういうことがあって、母親に買ってもらったはいいけれど(父親は買ってくれないからね。)、なかなか読み始めなかったね。

※偉そうなわけ。ド庶民のくせしやがって。「ガンプラ」とか流行ったのも、母親が財布握ってたからだよ。父親だと買ってくれない。要は、「もっとマシなもの買え」って言われるの。プラモがダメじゃなくて、船とかね。(客間というより)応接室(drawing room)に飾れるようなもの。

子どもながらに、父親に対して、何を言っているんだお前はってね。