2023-02-25から1日間の記事一覧

要は、『おひとりさまの老後』とは、社会学を前提に持つ運動として、「老人」になる年齢の手前で、「寿ぐ」年齢となったパートナーを尻目に、生活実践を語ったということだと、とりあえずは言える。 別におかしなことでもなかろう。しかもその「語り」自体、…

『おひとりさまの老後』( 2007.7.12発行,法研)は上野千鶴子の59歳※の誕生日に発行されたアニバーサル的な何かであるが、それは出版事情に拠るのか、コマーシャルリズムなのかは知らない。 ※「高齢者」とは今ではほとんど65歳以降の年齢区分であるが、…