『根源語が語られることによって、存在の存立が引き起こされる』(ブーバーのテーゼ,植田重雄訳,岩波文庫 pp.7‐8)

ソレから汝へ

(SWITCHのオンライン有料化についてのツイッター

これは相当難しいと思う。
でも、子どもって、理解すると思うけれど。
かなり哲学的な問答が含まれている。
まず、テキストの意味から考えると。
①「なんで有料なんだ!ずっとタダにしろ!」
②「高くて払えない!」
③自分の中ではこんなの普通じゃない!
④「コレは普通で、サービスっていうのはタダってことじゃない」
これ見事なまでに、全部、異なる問題だよね。
①が求めているのは、変化の理由
②が求めているのは、価値の尺度の理由
③が求めているのは、期待の理由
④が求めているのは、価値の発生の理由

ソレ(対象;オブジェクト)に囲まれた世界から、我/汝の存立の在る世界へ
指示によって得られる切片から、共感によって支えられる関係へ
合理的理由には根源語が要る。

 

 

世界の古典名著・総解説 (総解説シリーズ)

世界の古典名著・総解説 (総解説シリーズ)

 
経済思想

経済思想

 

 

我と汝・対話 (岩波文庫 青 655-1)

我と汝・対話 (岩波文庫 青 655-1)

 
タルムード入門〈2〉

タルムード入門〈2〉

 

 タルムードは矛盾しているから、議論の余地がある。議論することに意味がある。
言葉への感覚を研ぎ澄まさせ、大いに矛盾を指摘させればよい。自己のうちに議論を喚起することが、社会参加を動機づけるだろう。