ぼうずまるもうけ

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うーんとね。
百田もたいがいだけれど、批判するほうも似たようなもの。

17条憲法の話。
これをどう評価するか。詳しくは知らないけれど、実質的な規範ではなく、訓話に過ぎなかったのかどうか。
それでも、明治憲法をつくるときには、意外なほど意識されたみたいだし。
例えば、古代ギリシャアテネの政治制度を「民主主義」と考えるかに近い感覚があるように思う。もちろん、違うのだけれど、じゃあ、政治学アテネを無視できるかというと、そんなことは誰も考えない。政治観の祖型としては重要。17条憲法の場合、特に仏教の世界観の影響をどれだけ受けているかが重要だと思う。
だいたい、批判者自身が、民主主義をわかっているように見えない。「普選」以後の大衆民主主義だけが民主主義ではない。

👇『世界史の窓』
慎重に『民主政』と言うのが普通。やっぱり文系の学問は(経験主義であるから)経緯を述べるのが王道だと思う。そのときに、ソクラテスの主張は傾聴に値する。
17条憲法訓話としてなぜ、それが必要とされたか、その後どのような影響を与えたかーその経緯を理解することが大事。定義云々は、副次的でよい。

アテネ民主政(デモクラシー)

係る文脈としての「17条憲法」の比較として挙げられるのは「百姓の持ちたる国」で、これも「民主主義」と言いたがる人はいる。

まぁ、そんな調子で、単なるネタ祭り。専門的な話ではない。
※あくまで主張を見た限りでは。ネタなので、そこらへんは気にしていないのだろうと思う。まんまと炎上させちゃったとも見えるけれど。