紅白は見ていないのだが、飯間氏のツイートから、松田聖子の「夏の扉」が出たことが判明。この歌「髪を切った私に」から始まるが、これがヴォイス的に微妙という話を先日したばかり。自分で「切った」のではなく「切らせた」あるいは「切られた」なのだ。日本語としてはごく普通な表現だが、不思議。
— yhkondo (@yhkondo) 2019年12月31日
#スペイン語 では
— わややぁ (@sappawayya) 2019年12月31日
¿Te cortaste el pelo?
(君は)髪切ったの?(二人称単数主語)
Ya debo cortarme el pelo.
もう(私は)髪を切らなきゃ(一人称単数主語)
Fui a cortarme el pelo.
(私は)髪切ってきた(一人称単数主語)
と、自分で切らないのに「切る」の主語が自分になりますね。#生きたスペイン語 https://t.co/CLj3BQgVLo
中動態 - Wikipedia
「主体的」「自主的」「積極的」「能動的」の違いと使い分けとは | 英語部
別に珍しくない。
日本人"I cut my hair"
— Teppei (@fff_ept) 31 december 2019
ネイティブ"Really? by yourself??" https://t.co/R0VxKc593f
2番目の方(もちろん、ネイティブ)は
髪を切る= "cut hair"でももちろん間違えではありませんが
と断りを入れたうえで、より違和感のない表現を紹介していますね。
誠実で好感が持てます。
ちなみに、私は髪を切ったわけではありませんが、20年ほど前に、アメリカの大学院を出た工学系の大学講師をしているフランス人に、受験英語の使役動詞"have O C"を使って会話しただけで、「お前は(ちょっと)違うな」っていかにも喋られるんだろ的な顔され、ちょっと戸惑ったことありますけれど。