先ず、これは『物語をつくる』問題であること。

物語は、文章であること。

文章は、いくつかの文で成り立つこと

文は、いくつかの文節でなりたつこと

がこの問題文から読み取れます。

回答欄を見ると、▭は、となっており、これが1文節を構成しているはずなので、▭には1語が入ることがわかります。
ですから間違いです。
これが算数の問題として妥当かどうかは棚に上げますが、「なにが間違いかを指摘しろ」という問いに対しては、そう答えられると思います。

私は何が言いたいか。
お子さんに対して「間違っていないよ」って言いたい気持ちはわかりますが、それはそれとして、「何が間違っているか」と苦情を申し入れているのではなく、疑問を呈しているのなら、答えていいのではないかと思います。それも勉強でしょう。

言葉を尽くすとはどういうことだろう?

勉強に対する興味を考えた時に、「正しいかどうか」ではなく、「あ。そっかー」と受け止められる協調性も大切ではないかと思います。これは信頼関係の問題ですし、信頼関係が理解力を生むのだろうと思います。
ならば、お子さんが笑顔で、「あ、そっかー」と言えるように努力しましょうよ。
違うでしょうか。
「正しい」ことが大事ですか?

私が気になったのは、そういったことです。
みんなクイズは好きなのにね。学校のテストは自尊心がかかるのでしょう。
もっと楽しんで、チャレンジしてみればいい。この場合のチャレンジはトライじゃありません。出し抜く気持ちですから、間違えて当然なのです。
間違えることは恥ずかしいことではありません。