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進行方向上に小僧、琵琶法師、黒い犬といて、小僧と琵琶法師は足さばきが右向き、黒い犬の足さばきが左向きから、黒い犬は琵琶法師に向かって咆えている。
ここからがよくわからなくて、琵琶法師は黒い犬を追い払っているのか、ぶちの犬を追い払っているのか、小僧はぶちの犬に驚いているのか黒い犬に驚いているのか、ぶちの犬は武士に咆えているのか、琵琶法師に咆えているのか、小僧に咆えているのか。
自分は、黒い犬が琵琶法師に咆えたら、小僧が黒い犬に驚いて、琵琶法師は黒い犬を追い払っている。ぶちの犬は、武士に咆えている。
ように見えるが。
現代的な感覚だと、黒い犬は（寝殿内の）蔀戸の向こうの武士に咆え、ぶちの犬は琵琶法師に咆えて琵琶法師はそれを追い払っている。それに小僧は驚き、武士は高みの見物をしている。
さて、どうだろう？
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寝殿内の座っている武士と比べると、琵琶法師はやはり、ぶちの犬を追い払っているのか。
つまり、小僧は黒い犬に驚き、ぶちの犬は武士に咆え、琵琶法師はぶちの犬を追い払っている。
要は、琵琶法師を中心に※（琵琶法師の）勘違い譚が展開されているのか？
※このカットは琵琶法師を中心に置いている。画全体の構成はどうだろう。
さて、「振り返る」とは。
よもやま話として、
実は、上掲の図画の三角形は、黄金比を秘めた「黄金三角形」に近い。
５４°やったら、なおよかったけれどねぇ。そこらへんのぐだぐだ感も楽しい。
どっちやねん、というね。
（５６ー５４）×２＝４で、４°大きい。
ちなみに、 は１６°で、（１８ー１６）×２＝４だから、４°小さい。
なんでやねん、というね。
４°に意味があるかもしれなくて、５４も１８も４で割れないが、５６も１６も４で割れるからだ。
正九十角形は折紙により作図可能である。
そうか寝殿造りか。
寝殿造と書院造の違い
黒い犬に勢いがついて、若干足元に差が出ている。
寝殿の床のレベルをどこで見るか。小僧の足元のレベル＝寝殿のグラウンド・レベル、琵琶法師の足元のレベル＝寝殿の壁板の底のレベル、琵琶のレベル＝寝殿内の畳の縁のレベル
👇読んでません。
