こんなの「チュートリアル」がないからとっちらかるんでね。

KKKとは何か
KKK国家は規制すべきか
KKK社会は規制すべきか

という「わかりやすい例」から始めて、行為の意味形成と社会構造の理解に努めないとわからないんじゃないかね。

ここから、ピンとくる人は、セクハラ法制における団体規制と憲法の私人間効力でも(なんでもいいけれど)思い出すとわかりやすいかもしれない。
誤解されても困るけれど、社会の教科書には社会運動と「圧力団体」の意義は紹介されているのかな?

那覇さんは(戦後の)修正オールドリベラリズムなんじゃないかな(大正新教育を祖に持つ、戦後の自由教育、戦後エリート教育の影響?)。
だから、マルクス主義やギリガン主義とは相いれず、むしろフェミニズム批評の対象だよ。
那覇氏の問題は、フェミニストによる批評とフェミニズム批評を区別できなかった点に集約されていて、私は、フェミニズムフェミニズム・ムーブメントだと思っていて※、或る目的乃至或る意図を共有した広範な運動で中には思想上対立する団体も同舟している一方、フェミニズム批評は体系化された或る学問的な方法に基づく批評だろうと思っているのだが、彼は理解に努めた形跡がまったく見られないこと。
※こういうのは、サブカルチャーだと身近に理解できて、SEX POISTOLSと他のパンクロックは同じなの?ってこと。
つまり、彼の評価に従って対象化しているのだけれど、だからこそ、彼のイデオロギー性が彫琢されるのであって、フェミニズム批評の対象なんじゃないかな。

フェミニズム批判を繰り返している「自由」系のひとたちは、アナーキズムなのかな?アナーキーの歴史をよく知らないから、憶測だけれど。