今日ね。

何で、ワンオペが起こるかが、ひょんなことからわかったよ。

 

現場「(内線)照明灯が切れたよ」

総務「なんでわざわざ電話してくる。自分で替えろ」

 

これ、

 

夫「手伝おうか」

妻「「手伝う」ってどういうことだ」

 

と実は同じじゃないかな。

現場は、雑務を押し付けたいわけでも、「手伝う」と言いたいわけでもない。
テリトリーを侵すことに慎重で、テリトリーを侵したら激烈な反応(反撃)が待っていることを経験上知っているからだ。
だから文法上その禁忌を侵さないような言い回しになる。
だから、テリトリーを侵さない文法でコミュニケーションをとる。

ところが、相手も慎重だ。
つまり、互いに互いの文法での被害を予見した行動をとっているわけだ。
現場の場合、「勝手に変える」行為が禁忌を含むリスクがある場合それを「」に入れた文法化して「勝手に変えない」ことをアナウンスすることとなっている。
「証明きれたよ」は「勝手に変えない」の一表現なのだ。そしてこれそのものが目的でなく、文法に過ぎない。すなわち、テリトリーを侵さずに、コミットする準備が在ることのアナウンスだ。
ここで重要なのは、その内容ではなく、文法だ。
内容とは「テリトリーを侵さない」だが、それは文法の対象に過ぎないただの変数である。なんでもいいのだ。その対象A文法化すると、「照明が切れたよ」という表現aと成るに過ぎない。

互いにコミュニケーションを取ろうとしてい居る。
ただ、互いの文法が異なるために、フィードバックが異なるのだ。


もちろん、現場は嫌な顔一つせずに、照明灯を自分で替えたのだ。
夫婦の場合、こうもうまくゆくだろうか?