会計や簿記の正しい理解に踏み込まずに、ごく大雑把にイメージすると、こんな感じです。

 

実を云うと、例えば、先生の場合そうですね、社会保険から国民健康保険への健康保険の切り替えをイメージしていただくと、近いかも知れません。
実のところ、これだけのことを処理しているということです。

それが「難しくない」と感じたとすれば、単に、「やってくれる人」(事務処理する担当者)が居ただけの話です。これはただの慣れです。

説明がこなれていないことがあるかもしれません。
確定申告なんかだと、「手続きに持参するもの一覧」を箇条書きするペーパー(「提出する前の事前チェック表」)があるかもしれませんね。いろんな数字が出てきて、そりゃ、整理しておかないと、難しく感じて仕方がないと思います。だから、最初から、メモをくれたらいいと思います。それがあれば、あとは、ガイダンスに従うだけでしょうか?

技術寄りの人間が作るとこうなるでしょうか。
要は、技術的な外観を説明したくなる。
素人にそんなことは関係がなく、「どう得をする」かでありそのために「なにをするか」であり、そのために「最初に何をわかっておくべきか」です。単純な話、事前に「カードを2枚作る(申し込みをする)」ことと「いくつかの数字が"ある"こと(を整理すること)と、それぞれの数字が手続き上どのタイミングで必要か(どの数字を何をする為に覚えていなければならないか)」です。技術上の意味を教わる必要は、「意識高い」人たち向けです。必要なのは、利益の上で意味の在るアプローチだと思います。発信者の情報が、受信者にとって過剰でまた、すれ違っているのです。こういった場合、或る程度、「心理的距離を置いて」いいんです。何に喜びを感じるかは人それぞれですから。

割り算の筆算で立てるとはどう言う意味ですか? - 筆算形式のわら... - Yahoo!知恵袋

要は、こういう場合は、数学教育では最近すっかり評判を落とした、「立てる」説明で十分なんです。


先生、実のところ、「考える教育」と同様に「考えない教育」も、社会には必要なんです。