ダブルスタンダードの論理学

日本人が受容しているダブルスタンダード(非一元制)は3つあって。
①(制度としての)天皇/国民※、②国際法日本国憲法、③核/兵器体系
日本国憲法(内部)においては、二元性(根源的に平等な、人権の享有主体)。ただし、外国人は除く。


③について、核と兵器体系は釣り合わない印象を受けるが。
「核」とは、政治のトピックであり、認識に支配し、それについての独立した言論活動が行われる、独自の体系を持つ制度なのである。

核は「使えない兵器」で、平時の戦略兵器なのだが。

米、小型核弾頭の開発表明 8年ぶり指針で戦略転換

本当に「使える核」は、劣化ウラン弾にしろ、使えないようにされてきたのである。
日本は、憲法9条によって、覇権を放棄しているのであるから、「使えない核」はそもそも意義がなかったのである(自分は劣化ウラン弾なら配備するのは合理的だと思っていたーけれど)。これまでは、核を持ちたがるのは、戦前の「大艦巨砲主義」と同じで(戦前は、戦艦そこが、「抑止力」と言われていた。)、はったりに過ぎなかったのだが。