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モンゴルは世界を支配していたんでね。
そういった意味では、日本が世界史にさっそうと登場した大事件でもある。
前史として、貿易戦があって※、硫黄を輸出していた一方で、硝石を輸入できなかったことで保たれた、東アジアの均衡が、南宋の敗北によって、いよいよ動きだそうとしていた、一大スペクタクルでもあるわけだ。
※元寇の話になると、日宋貿易、日元貿易が、無視されがちである。その推移をみると、大陸の情報がちゃんと伝わっていたはずであると理解できる。
こう考えると、硝石の自家生産を目指していたんじゃねえのかな、と思うのだけれど。
もちろん、まだそれによる製法は完成していなかっただろうが。
やっと、鉄砲伝来より古い話が出てきた。
従来の古土法(奈良時代、中国より伝来、床下の古い土より硝酸塩を抽出)
加賀藩はどうでもいいんだよ、人糞の歴史を探しているのであって。
この根拠文献は何なのだろう。
そして、なんで、みんな鉄砲伝来と古土法伝来を同時と考えるのだろうか。
「社会科」って結構いい加減に覚えていやがるな。
はぁはぁ、これが原因だな。
ヨーロッパ中心史観なんだ。
鉄砲伝来伝説と火薬の歴史も、これに合わせている。