化学兵器の父

 

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モンゴルは世界を支配していたんでね。

 

堺屋太一が解く チンギス・ハンの世界

堺屋太一が解く チンギス・ハンの世界

 

 
そういった意味では、日本が世界史にさっそうと登場した大事件でもある。
前史として、貿易戦があって、硫黄を輸出していた一方で、硝石を輸入できなかったことで保たれた、東アジアの均衡が、南宋の敗北によって、いよいよ動きだそうとしていた、一大スペクタクルでもあるわけだ。
元寇の話になると、日宋貿易、日元貿易が、無視されがちである。その推移をみると、大陸の情報がちゃんと伝わっていたはずであると理解できる。

こう考えると、硝石の自家生産を目指していたんじゃねえのかな、と思うのだけれど。
もちろん、まだそれによる製法は完成していなかっただろうが。

やっと、鉄砲伝来より古い話が出てきた。

従来の古土法奈良時代、中国より伝来、床下の古い土より硝酸塩を抽出)

加賀藩の火薬生産、土清水塩硝蔵跡、黒色火薬の原材料は、越中五箇山の塩硝(えんしょう、 硝石、塩化カリウムとも)、越中立山地獄谷の硫黄(いおう)、麻木の木炭の3つで、加賀土清水の辰巳用水の水車の力で粉砕し、水練り、切り出し、乾燥などの工程を経て製造されていた、とは(2014.11.15): 歴史散歩とサイエンスの話題

加賀藩はどうでもいいんだよ、人糞の歴史を探しているのであって。
この根拠文献は何なのだろう。
そして、なんで、みんな鉄砲伝来と古土法伝来を同時と考えるのだろうか。
「社会科」って結構いい加減に覚えていやがるな。

火薬(カヤク)とは - コトバンク

黒色火薬(こくしょくかやく)とは - コトバンク

はぁはぁ、これが原因だな。

三大発明(サンダイハツメイ)とは - コトバンク

ヨーロッパ中心史観なんだ。
鉄砲伝来伝説と火薬の歴史も、これに合わせている。

 

フリッツ・ハーバー - Wikipedia
👇毒ガスの歴史
化学兵器 - Wikipedia