文脈

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バンクシーデシャンから100年という人がいて。
最初は奇妙に感じたが。
デシャンが1915年に、グリフィスに10年先んじて、モンタージュを発表したと考えたら。
バンクシーがいくら作品を裁断しようとも、それがモンタージュに過ぎない限り、文脈は破壊されない(作品の修復に費用が掛かるが、その費用は、作品の価格を単純に上げることはあっても下げることはなく、価値には以上の理由で中立だ)。むしろ、その確認しかできない、酷く惨めなピエロにしか見えなくなる。
そうではなくて。
作品の破壊とは👇だよ。

yuhkawasaki.com

まったく異なる文脈と成る。
真の美術性ではなく、真の信仰性に、コードがジャンプする。
これが「破壊」だよ。
バンクシーは恥をかいた。ひどく古い思い上がりに過ぎないんだ。