知的成熟

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とは、具体的には、こういうことを理解することだろうと思う。
実際に、学習指導要領は、そのように作られている。

👇こういうことは、実は、珍しくはないと思う。
自分もそうだったけれど、ただ、これを「マルチタスク」と呼ぶのはもう少し注意した方が良いかもしれない。

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 本当の意味でのマルチタスクは人間の脳ではできないとも聞くし(これはあまり参考にならないが、小学生のころに受けた知能テストで、マルチタスクを実際に試したことがある。脳の領域の分割をイメージして、半分にA画像イメージを保存したまま、半分にそれを回転させるイメージ画像を試そうとしたが、2つ(1つは維持しているので、実際にはもう1つの)の画像に新規(未見)のタスクを施しながら同時にそれぞれでイメージを同じ強さで連続的に受け取ることができなかった。脳はそのロジックでブランクを補完しているに過ぎないことを実感した。無駄なことに熱中して時間を費やしたためにその分スコアが落ちた)、自分の場合は。

この場合も同様に試したことがある(ような気がする)。これもブランクを補完していて、この場合は、キーワードが理解できるかどうかになることを実感した。
ただし、全くできないかどうかも、実感としてわからない。
要は、「ながら聞き」なのだが、アンテナを張っていることに違いはない。
このとき、むしろ過剰情報の抑制の方が役に立っていると思う。つまり、逆に情報感度が敏感過ぎて、ふだんの生活では、情報が過剰に感じられるとしたら、「マルチタスク」(括弧付き)は、情報の制御として都合よく働くことがあるのではないか。少し趣は異なるが、湯川秀樹は、眠気とともに中間子理論を思いついたのだ。情報の整理に適度な抑制は時に都合よく働く。ボクが夜の方が考えやすいのも、夜のとばりが、カクテルグラスの役割を果たすおかげだ(今も映画の音声を聞きながら文字を打っている)。
それはまだ若かったころ、カラオケボックスでの7人のドリンクとフードの同時注文の聞き分けの経験も役に立っている。いたずらでほとんど同時発声されたのだが、人間の耳(脳)はそれを「聞き分ける」ことができ、驚かれたことがある(ただし、これも本当に同時聞き分けなのか、ブランクをロジックで補完しているのか、よくわからない)。
あと、小学校2年生のころに、「アインシュタインのクイズ」を考えずに瞬間で答えた経験ーボクはそういった勉強はしたことがなかったし、実際に初めて聴いた問題で、休み時間に意表をついて突然聞かれたーもある。自慢しているのではなくて、脳がまだ十分「固まる」まではそういった「神秘的な力」があっておそらく幼児特有の神経回路のー無駄なー豊穣さの恩恵ではないか、それは、「前世を語る」ことと同じではないかと思っている。というのは、同じ問題を、今度は小学校5年生で同じシチュエーションで(そのような問題のことは忘れていた。勉強熱心な子どもではなかったのだ。)聞かれたときに、フツウに「考える」ことをしようとしたせいで、教師を失望させた、というよりも、その教師のいつもの態度だったのだが、軽蔑されたことがある。

とりとめもないことを書いたが、いくつもの可能性があって断言しにくいが、子どもの頃は或る程度「仕方がない」とあきらめてもらって、ジョークとアティテュードを忘れないでもらえればそれで十分だと思う。

ちなみに、もう同時聞き取りはできない。
無駄な能力で、そっちにリソースを使いたくなかったのもあったし、生きづらくなりそうと思ってカットすることを意識した。
絶対音感のあるヒトは、雑音でもなんでも音階がわかってしまって、正直生きづらいという話を聞いたことがある。自分の場合は、それほど苦労しなくて助かったと思っている。

ボクが3Eなのは、例えば👆のような人たちは、勉強熱心で多弁なのだが、ボクは、別に勉強熱心でなかったのにこうやって多弁であると言うことだろうと思う。
珍しいでしょ?