分析と統合

 

民族自決」が人権(カタログ)にあるのは、逆演繹だからですよ。
民族自決国際法概念

国際法体系と国内法体系はダブルスタンダード

〇ただし、この場合の「ダブルスタンダード」とは統合して理解されるべきときの矛盾のことではなく、統合されなくてよいそれぞれの分析概念上の単位性(モナド性)のことで、それぞれを「法人」「人権」と呼ぶなら、「法人」が(モナドとして)1個の存在ならば、その限りで成立する社会上は、別の分析概念単位である「人権」を援用する必要がないだけに過ぎない。

〇それは、それぞれの社会が成立しうる可能性を「単位」という分析概念から説明したのであるが、ただ世界概念としては、社会は個人を内包しているのであるから、調和的であることが求められる。

〇そのときに、(経緯的には外部事情の内部への取り込みであるが)逆演繹を用いて説明するのである。

👇ジョン・スチュワート・ミルの逆演繹法についてhttp://www.edp.eng.tamagawa.ac.jp/~sumioka/history/philosophy/kindai/kindai03b.html

 

それだけのことである。
統合/分析という区分であれば、性的搾取とわいせつもそれでプロットすることができそうで、「性的搾取」とは、統合概念の対抗(対決)的側面を持つがゆえに、(対抗軸を共有して)反射的、排他的であるともいえる。