すごいね。
そう言えば、ムカシ、蔀戸ってあったな。
ところで、蝶番はいつからあったのだろう。
最初は屏風だったのかもしれないね。
👆こういうのって、どうやって思いついたのだろう?やっているうちに思いついたのだろうか。
要は、蝶番は引っ張り合う力(隣り合う長方形で接する縦の線どうし"|""|"を繋いで、水平に引っ張り合う力←→)を回転に利用した点ですでに画期的発明だが、この蝶番はねじれ位置にあって(隣り合う長方形で接する縦の線 "|" と接しない横の線 "_" を繋いで、斜めに引っ張り合う力←↑)、(共通の)軸を持たないんだね。
フツウの蝶番は軸に関して対称、からくり屏風は、回転対称っぽくなる。
面(エリア)と面(エリア)と繋ぐ線(ライン)と考えると、メビウスの輪に近づく。
(1本増やしたメビウスの輪※1) (クラインの壺※2)
※1淵の軌跡を辿る。 ※2軌跡を含んだ平面の張り(重ね)合わせ
からくり屏風は、見える面を繋ぐ蝶番だが、フツウの蝶番では見えない「表」と「裏」が見えるのが面白い。縦に開くときと、横に開くときでは、蝶番の見えている向きが反対なのだ。メビウスの輪と同じようにこれもまた、いつにまにか「表」と「裏」がひっくり返っているのである。また、メビウスの輪が2平行線の法線方向へ回転した接続(要は、ねじって繋げたの)だとすると、からくり屏風は、平行/垂直のねじれ線の合成(斜め)の法線方向へ回転した接続(要は、ねじって繋げたの)だろうか?
左の図よりも真ん中の図の方がわかりやすいか。
小学生の課題の理解は、サイコロを使うとうまく行くときがある(制限を設けることで、扱う情報量を下げてなお成立することを示す)。