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キリスト教がもたらされ『ハムレット』となった物語は、日本では愛のない『羅生門』へと反転したとしたら。
I love you への漱石の問いが弟子の芥川に放棄された一方で、漱石自身は「虚な女性」を生き生きと描くことを選択した。「愛」はどこまでも男性の物だった。
選挙権どころではなかったのだ。
ちなみに、
👇家族、恋愛関係にない同性同士で使う場合
当時の最先端の女権論者で啓蒙思想家であった上杉慎吉は子どもたちに「愛している」と言っていたのだったか。でも妻に対しては言っていなかったと思う（少なくとも子どもの前では。子ども達には『お母様』を尊敬するように言っていた）。
と思う。読み直してみないと。
