今日みんなで授業で『リチャード3世』読んでて、bloodsuckerという言葉の語義(注釈に吸血鬼とあるけど吸血鬼がブリテン諸島でメジャーになるのはもっと後では?という質問)が問題になったんだけど、OED見たら吸血鬼の意味の用例は18世紀以降だから、この時代だとたぶんヒルとか動物のイメージですね
— saebou (@Cristoforou) June 10, 2022
シェークスピアを見るにあたって、素人としての心構えは、
- 専門家の解説を読む
- 聖書を探す
- 当時の社会状況と学術芸術を考える
- 先行する作品を見る
- 文脈を見る
なんだけれど、
さて、
GREY
God keep the prince from all the pack of you!
A knot you are of damned blood-suckers!VAUGHAN
You live that shall cry woe for this after.
Richard III Text Act 3, Scene 3: Original Text Of Richard III
比較検討。
Proverbs 30:15
The horse leech hath two daughters, [crying], Give, give
Or "the blood sucker" F12;
Proverbs 30:15 - “The leech has two daughters. ‘Give! Give!’ they c...
この続きがどうなるかというと
ところで、
遺骨は頭蓋骨に戦闘で受けたとみられる複数の傷があり、また脊柱に強い脊椎側彎症が確認され、従来悪評を補強するための偏見とも考えられていたリチャード3世のせむしが事実であった可能性が高いことを示した。
頭蓋骨の傷については
頭蓋骨にはのこぎりのような武器で削いだ傷や、骨を貫き脳にまで達した刺し傷もあった。致命傷になったとみられる2カ所の傷は、脳内に数cmから10cm程度入り込む頭蓋骨への刺し傷であり、この傷によって一瞬にして意識を失い、その後心肺が停止したと考えられる
であり、
なお、頭痛治療における瀉血は穿頭(トレパネーション)の類型であると見なすことも可能であり、必ずしも根拠に基づく医療ではない。
また、
一部では神秘主義と結合し、体内に巣食った霊的なものが血液と共に排出されると考えられた(穿頭も同様)こともあり、このような瀉血の汎用は長く続き、またヨーロッパ一帯に広まって近代医療の発展する時代まで続いたという(呪術医の項を参照)。
それでも
「ヒル」の英語である“leech”には、「医者」という意味もある。ヒルが「医者」自体を表す俗称として使われるほど、ヒルによる瀉血は長らく好まれたのである。
ヒルを体に吸いつかせて患者の血液を除去…19世紀頃まで行われた衝撃の「治療法」とは? | すばらしい人体 | ダイヤモンド・オンライン
医療用ヒル。1匹10ドル
興味深いが、わからない。
クララは、ビタミンD欠乏性くる病だった[橋本病 バセドウ病 甲状腺 専門医 長崎甲状腺クリニック大阪
クララが受けた(アルプスに行く前の)都会での「辛い治療」(子どものころの記憶では。)が何だったか見てみようと思ったが、わからなかった。