あ、わかった、そういうことか。本当に卑怯な連中だ。

最初から、これは、茶番だ。

そうか。そういうことか。俺を締め上げてたまたま奇跡が起きればワンチャン狙っただけだけれど(つまり、本当にあいつらの言う通りなら、2カ月前に準備を始めなければならない。それは俺の異動前の話で、実際、前回は4月から準備を始めている。そして、遅くなったが、異動前の課長補佐が、準備を始めていたのだ。つまり、その引継ぎを受けてもいない俺が突然命令されるのがおかしいのだ。少なくともただのパワハラであるし、おそらくそれ以上に)、端からできない前提か(そもそもの話として、このプロジェクトに関して、全体の進捗確認を一度もしてない。それはいくらなんでも奇妙な話だ。せいぜい、朝礼で、事務所を留守にしないために、当日の離席予定を告げあうだけだ。そんなバカなことがあり得るだろうか)。

そのおかげで俺は休職するのか。
本当に卑怯な連中だ。書類に不備はない。

最初からこの事業を潰すために、1時間30分かけて無理な通勤でダメ押ししただけか。
いくら異動の希望を出したとはいえ、なんでわざわざこんな無理なことわかる奇妙な異動をするのか謎だったけれど、そういう意趣返しか。

そんでどうせどの道休んだら、通えないってわけね。奇跡的に成立したらいやそんなことはさせないか。

本当に外道だ。絶対に許せない。

俺はお前らのゲロ掃除係じゃない。

 

管理職に、種類に不備はないが、許可が下りないことを正式に報告して考えられる理由を付記するしかない。これは「許可を降ろさない話」だったのだろうと思う。
しかも、それについて、俺意外は(納得はしていないが)半ば了解していた話で、その納得できない料簡で(俺の所為にして)締め上げれば、運よく「できるじゃねえか」という話だったんだ(いや、実際のところ、それはファンタジーに過ぎないのだが、そういう「政治仕草」「負けない頑張り」がここでは当たり前なのだ。)。

しかし、そんなことを総務は許さないだけだ。

つまり、ごり押ししたい連中は、奇跡を起こせるとむやみに信じて俺をパシリで呼び出すし、総務は、俺を潰すつもりで、最初から無理な通勤を強いて来た、妙な合意が成立していたのは、結局、潰れてそのリスクを請け負うのが、唯俺一人だからだ。

だから、誰もが無責任に成れた。本当のところは、俺がつぶれても、誰も気にしないだけだからだ。許せない。

ようやくわかった。

止めるなら早く辞める決済を採らないと違約金が発生する。
まさか、そこまで俺の給料から引く、、、、、だろう。形式的には、俺の  にして。
実際は、絵図が最初から、ある。

そうか、この組織は、そこまでやるのか。
もう死ぬほどの思いはしなくなったと思ったが、やはり絶対に異動してはならなかった。こちらはまだまだ無理ができるのだろう。
無念だ。