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トラッカーズ・ヒッチと神戸ヒッチの違いって、この説明だと、トラッカーズヒッチだと同一方向に二回転、これを123の巻き方とすると、神戸ヒッチだと、132の巻き方、間に入れるみたいな感じなんだけれど。どうも、神戸ヒッチで外れることがある。

なぜなのかな?

と試していたら、巻の入れ方—輪に紐を巻き付けるときに、紐にスピンをいれるかどうからしい。スピンを入れると、巻き付けた輪の方が、引っ張ったときに回転するかどうかに違いが出る。回転するとほどけちゃう。

つまり、スピンを入れたためにほどけないようにすることが大事みたい。
スピンを敢えて入れると、輪が回転する。

映像でも、トラッカーズヒッチを引っ張るとほどけるのは、巻き付けた方の輪が回転しているんじゃないかな。

それで、この人の神戸ヒッチの輪が回転しないのは、手癖だろうと思う。
自分は下手だからそれに気が付くまでスピンを入れちゃってて、引っ張るとほどけるから「なんでだろう」と思った。

「神戸ヒッチなのにほどけちゃう」ことから逆に考えてみました。
むしろ大事なのは、「どうすれば締まるのか」よりむしろ、「どうすればほどけるのか(ほどけるメカニズム)」の方だったいうね(実は、巻き付けた輪が回転している。映像だと早すぎてわからない。神戸ヒッチの方は手際が良すぎて失敗例がわからない)。

しかし、どうすれば輪を回転させない「ねじれのメカニズム」を構成できるかの解明は半ばだ。輪自体のねじれ(スピン)と巻きるける紐のねじれ(スピン)の関係。

えんぴつの応用で、せん断応力を(殺して、引っ張り応力に転化できずに)残していると、輪が回転してしまうようだ。

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ロープの編み方もあって、ビデオではR(Round;断面が円形)に近い、自分の練習用は安い、綿で編まれたF(Flat;断面が平形)でだから「表」「裏」ができる。力を入れると回転しやすいのかもしれない。おかげで特徴が出やすい。

 

根詰めていても解けない。
今日はこの辺で。