米山の「国保を都道府県で統合すべき」というのは昔からある話だが、市町村の財政状況が大きく違い、それぞれ赤字を一般会計で穴埋めしているので実現しない。
— 池田信夫 (@ikedanob) November 28, 2023
ところがひろゆきはそれも知らないで、国保の保険料が全国で同じだと思っている。そんな知識では、議論のスタートラインにも立てない。
実はそんな単純じゃない。
保険者はもちろん、市ということになります(平成30年4月からは県となりました)。
はっきり言ってあげると、米山さんだって、新潟県知事だったかもしれないけれど、新潟県の福祉保健部長(厚労省から出向)じゃないから答弁すらしたことないだろうし、ただの素人ですよ。解説の西田亮介さんは言わずもがな。
国民健康保険の保険料が「全国一律」でないのはその通りでしょうが、「全国同様」じゃないかはどうでしょう?知りませんが。国民健康保険法もありますしね。
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あらー
2018年の国保改正は、都道府県が市町村から「納付金」を取り、市町村の支給額を「財政調整」するだけ。サービスは依然として市町村がおこない、料率も統一できない。
— 池田信夫 (@ikedanob) November 29, 2023
これを都道府県単位で統一すべきだというのが財務省の意見だが、市町村のサービス改善意欲をそぐという反対論もある。 https://t.co/GYQDo5QXvE
議論の焦点を絞るのはよいけれど、国民年金と比較したいなら、国民年金だって市町村窓口で各種のサービスを提供してんだよ?
法人の意志表示である行為としての「サービス」と考えるからごちゃごちゃになるんじゃない?団体財政のアリジゴクなんだけれど。契機で見ないと。