パラグアイ
〇南米戦のモデルは、ブラジル対マラドーナ(アルゼンチン)
後半勝負。ブラジルの猛攻に耐えられる時間から逆算されるタイミングでのワンチャンス=1点勝負。そのために、全体としては、いかに「凡戦」とするか。守備寄りになるけれども、ポゼッションをあまりに失うと、逆に消耗?要は、守備の質の高い時間をいかに延長するかを考えた戦術を選択する。そのためのタフさ=体力が最も重要。

〇そういった意味で、ロナウジーニョを擁した「史上最強のブラジル」を相手にした時でさえ、勝機はあったと思っていた。すべてはタイミングの問題だったけれど。ただ、今から考えると、それが実現したら、確かに「奇跡」と言えるほどの小さな可能性だったかもしれない。それと比較すると、今回のパラグアイ戦の勝利は「奇跡」と言えるほどのことではなく、それだけの地力が十分にあるチームであると思う。単純によくなった。

パラグアイ戦のMVPは香川。属人的にアクションから分析すると、他の選択が考えられようが、条件付けで考えると、相手選手の退場が、特にMFであったことが(上の理由で)、もっとも大きな勝因(全体の結果から逆算されるところ、もっとも大きく勝利の可能性を引き上げた要因)であったように思う。そもそも相手の攻撃力を削いで守備がしやすいし、中盤を利用した「ポゼッションによる守備」(攻撃的守備)がしやすく、柴崎と乾が効いて、十分な凡戦を前半に演出することができた。
したがって、次点は大迫、次に、柴崎(或いは、それに加えて、酒井、乾)とやはり本田圭佑だが、ここはそういう戦術を選択した西野監督とスタッフでもよい。

セネガル
〇総合力としては、互角ではないかと思う。ただ、日本は相手に合わせすぎる?ので、6:4で負けているくらいの気持ちで、気迫を前面に出すくらいで丁度良いような気がする。お上品に「手合わせ」してしまいぞう。
〇大迫―、そこはスライディングでええんとちゃうんか~。鈴木はスライディングやったで~。
〇乾、惜しい。1度の差やったな。
本田圭佑~、あんたはやっぱり、すごい。
〇宇佐美~。求められているのは得点やで~。エースに成りそびれてるんやで~。自覚あるんか~。本来なら、宇佐美JAPANやで~(宇佐美JAPANすっ飛ばして、久保JAPANになってまうやないか~)。
〇引き分けか~。悪くないけれど、勝てたな~。
〇こら、アナウンサ~。「成長」ってなんや、「成長」って。失礼なこと言いなや~。「充実」って言えや~、「充実」って~。
〇今、前半見たけれど、乾~。落ち着いた、ええプレーやないか~。