「清潔・不潔」がclean, uncleanの訳語として、医療世界に使われていることは語学的学びだった。この使い方が何時からなのかは残念ながら調べられなかったが、現代語の感覚では「清浄(しょうじょう)・非清浄」あたりか適切か。クリーンルームでは「清浄度」と言うらしい。https://t.co/q8UVagVZSJ
— yhkondo (@yhkondo) 23 februari 2020
上の〈dirt〉は、語源が古ノルド語の〈drit〉(トリの排泄物)から。「不潔なもの」の代名詞で、泥やゴミ、ほこり、すす、垢(あか)、フンなどをさし、「不潔、卑劣」の抽象名詞でもある。〈dirty〉が、その形容詞。そして、もうひとつの意味が「土」を表わす。
theyも古ノルド語(古ノルド語 - Wikipedia)
北欧語の影響は、代名詞、接続詞といった基本語彙にまで及んでいる。古英語の三人称複数の代名詞はhie, hira, himという形であったが、それが古ノルド語に由来するthey, their, themに置き換わり、前置詞・接続詞のtillも北欧語起源である。こうしたいわゆる機能語が外国語から借用されるのは非常にまれなケースである。
cleanの対義語はdirtyで、語源を探るとラテン語のL.clare(動詞)の形容詞L.clarusで、《積極的》(↔《消極的》unclear)
dirtyの語源を探ると古ノルド語だが、ラテン語ではsordidumで、こちらはsordid(英語)に残っている。
即ち、clear↔unclearは(対義語ではなく※)「排反語(形式的な反対語)」で(「好き」の反対は「嫌い」ではなく、"それを含めた"「好きではない」。つまりは、中間を認めるかどうか。)、ニュアンスまで含めると非対称な関係である。
それを評価するならば、もっと直截的に、「無菌」、「無為」でよいと思う。
どちらも「無」が入って聞き取るのに機能的でないならば、「除菌」でも「滅菌」でもよいが。
反対に「無為」がいやなら「自然」でもよい。
※そう考えると、「対義語」の「対立」は、(双方からの)否定概念を中間軸として対称側にあるということになると思う。
関係ないが。
このように対称軸が2軸になると、まるで正四面体みたいで、面白い。
向き合う(ねじれ)対称な軸の3対の組み合わせが正四面体である。
2対じゃないところもよくて、3値論理を思い出す。
ならば3つの「無」のねじれ対称は見つけられるだろうか。
👇そりゃ至極単純に「學」じゃないからでしょ。
「英語」も「英學」だったし、「学校」は何をするところか。
そうすると、「学校」の反対にアンスクーリングがあるのは興味深い。
ー思想の『相』とは。(「反対」「逆」「排反」「対立」とさらに)『妄』から考える。『妄』は何を指示するのか(「妄」という漢字の意味・成り立ち)
漢字の象形的意義ー(「意味」以前の、比喩的)イメージ喚起を楽しむ。
つまり、「相」とは、道理(自然或いは世界の成り立ちについて。その成り立ちについて述べるとき、すでに成り立つことが前提される循環を持つ。道理はそのような循環を持つがゆえに、それ)について心象に喚起されることで、言葉(概念操作)を以て表現し伝達することが十分でなくとも、なるほど確かにそうなっているとの「確信」が共有されること、ではないか、と想像する。つまりは、直観主義であって※、それぞれの表現を伴なうが、必ずしも別々のことを述べているのではない。
それならば『學』ではない。
妄想(もうそう、英: delusion)とは、その文化において共有されない誤った確信のこと(B.J.Kaplan; V.A.Sadock 『カプラン臨床精神医学テキスト DSM-5診断基準の臨床への展開』(3版) メディカルサイエンスインターナショナル、2016年5月31日、Chapt.7.4)
元ツイには、仏教学者の末木氏による、日本思想史・哲学史の有益な解説記事がリンクされてます。これも必読。https://t.co/HuJHr68LMG
— yhkondo (@yhkondo) 24 februari 2020
※数学にだって、直観主義者は居る。👉アンリ・ポアンカレ - Wikipedia
例えば、「ポアンカレとローレンツの相対論」という章では、ホイッテーカーはポアンカレとローレンツが特殊相対論の基礎をかなりのレベルまで研究していたことを示し、アインシュタイン本人の特殊相対論の論文自体の新発見はあまり多くはないことを証明した。ホイッテーカーはまた、有名な特殊相対論のという公式はポアンカレが既に導出していたことを証明した。
エドマンド・テイラー・ホイッテーカー - Wikipedia