上杉慎吉と平塚らいてうは意外に仲が良い

 

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ようやく、上杉慎吉平塚らいてうの(意外な)近さが言えて、よかったのである。

文献(一次資料)に「2人は仲が良かった」とでもあればわかりやすいが、穂積の女権伸長論(社会教育論)と上杉の女権伸長論(社会教育論)の同じぶりで説明するほかない。

どうだったか?覚えていない。

 

それでも平塚の説明に穂積さえ出てこない。
いかがなものか。
これが「森発言騒動」を生む「(政治)力学」だろうか。
そういう事実はあってはならない禁忌扱いだろうか。

「自由恋愛」を公にできても。
そう考えると、反対に「自由恋愛」の特殊な地位が見えるのであった。
大正デモクラシーっぽいというか。
そうか、現代に通じる文化民主主義/政治民主主義の分離かもしれない。

マルクス主義法学者たちが社会民主主義を「敵」と罵ったのは、結局それに「女」と大正デモクラシーを巻き込んだのではなかったか。(「女ぐるい」をやめた)新しい「男」の台頭である。口説はあんまり関係がなかったようだ。