明治には、日本の建国神話も創ったが、中国の建国神話も創っていたのではないかという仮説

ともかく、「蝶々」が中国由来と考えるのは小中華的説明であって、ベトナム人のものである。

そう考えると、日本人はよい加減な感じでいい加減だったのであって、それが日本の良さだったのだ。

 

とにかく、日本人の書く文献上の漢字には間違いが多いのが通説であるが、それでよかったのだ。中国人の言うことを真に受けるようになったのは近代以降である。
なにしろあまりに間違っているのがフツウで、中国人と漢字で意思疎通できなかったのだ。対馬だったか佐渡だったか舳倉島だったか忘れたが、朝鮮半島の人々を間に置いて教わったこともあったらしい(もちろん真名は漢字である)。漢字については彼らの方が詳しかった。

この島は古代から日本海交通の要所であり

舳倉島 - Wikipedia

 

すなわち、近代に日本の歴史が創設されたばかりではなく、ついでに中国の歴史も補強されていたのだ。

そこらへんが「日本固有」のややこしさである。ちっとも「固有」でないか、反対の意味で「固有」だからである。

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