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國學院大學 古事記学センターウェブサイト – 「古事記学」の推進拠点形成
いろいろな考察があるのだな。
想像するに、〈かが〉が原理的に成立した後に、解説として「影」が出てきたのだろうと思う。
この間見た、marryもそうで、あれなどは、excite、surpriseと同じであって、男(集団)から男(集団)へやりとりされる女性の交換であったところ(ーを夫とする、ーを~へ嫁がせる)、今では「形容詞化(状態説明)」がよく言われている。
こういったこともあって、注連縄(の端を垂らすこと)の意味とつながって来る。すなわち、クムの語源だ。
クムは雲に繋がるが、本当に「汲む」からなのか。
それはクグムとも絡んで、カガムに近づく(ただ「音韻交錯」に係るのか?)。
屈むなら、陰間を含意することとなる。
少し違った見方をすると、「ほとほと」は「ほとんど」になったが「ほぼ」にもなったならば、「かが」も神々(かみがみ)だったかもしれない。
鏡とは天照大神の御霊だったらしいのである(二重構造)。
しかし、残念ながら、それは間違っているようである。
神のミはmï 、上や鏡のミはmi となります
漢字表記では「美」「弥」と「微」「未」になったようで、なかなか古代史は想像を寄せ付けない。
「美弥」という名前は、まことに美々しい名前だったのだ。