どうも自分には訓練が必要に感じて、ついに購入した。
届くまで、自分で問題を。
【第1課 具体的に書く(1)】
燃料気化爆弾を説明しなさい
ミサイル内部に仕込んだ炸薬が爆発するときの瞬間的な加圧による突沸を利用して気化した液体燃料の雲を作り、そのときに発生する静電気で着火すると、300メートルほどまで雲の広がった範囲に被害をもたらす爆弾。
この突沸を利用することが、爆縮を利用した物理学的な兵器である核兵器に爆発までの経過が見かけ上似ているが、こちらは化学的な反応によるものである。
「燃料」「気化」「爆弾」のうち「気化」を使っていないのは、「突沸」と「雲」を使って、ここに「気化」も入ってくるはずだが、もともととの意味だと「液体」に関することで、迷っている。
でも入れないとテストだと減点なので入れてみた。
相当怪しい。
どの語がどの程度の説明を担えるか迷う。
メカニズムの勉強不足のため「保留」としておく。
核兵器の説明も適当に端折って胡散臭いこととなった。
テーマに『具体的』と入っている。これを見落としていたことに気づいた。
「詳細化」と「具体化」の違いとはなんでしょうか?| OKWAVE
「詳細だけれど抽象的なもの」「詳細化であるが具体化ではない」
問題の詳細化を経ない具体化というのは「しなければいけない/してはいけない,という思いこみに縛られている」のであって,それは問題の明確化ではないと思います。
よいことを言いますね。なるほど。「詳細」には細分化と構成のメカニズムが潜んでるが、具象ではないゆえに、実証である。『明確化』というより「明証」の方がよいと思う。明らかな証拠という具体性が伴う。
すなわち、「燃料気化爆弾」はやはり「燃料」「気化」「爆弾」を用いて関係を説明する必要がある。
具体性を満たすために、300メートルを入れてみた。
ただし、
法律用語としての証拠は、証拠方法、証拠資料、証拠原因という3つの異なった意味を含んでいる。
このうち、「証拠資料」は
事実を認識するための資料であり、裁判官が証拠調べにより証拠方法から得た内容をいい、証人の証言や書証の記載内容のことを指す。
つまり、「具体性」もこのことを指す場合がある。
それは以下の話に繋がる。
絶対アーベル拡大体 Kab の記述は類体論によって得られる。類体論はダフィット・ヒルベルト自身と、エミル・アルティンと20世紀前半の他の人々により開拓された。特に、高木貞治は、絶対アーベル拡大体が存在することを証明した。高木の存在定理を参照。しかしながら、類体論の中で Kab を具体的に構成することは、最初にクンマー理論を使いより大きな非アーベル拡大を構成し、それからアーベル拡大へ落とし込むことでなされるので、従ってアーベル拡大のより具体的な構成方法を問うているヒルベルトの問題の解には至っていない。
赤字強調は引用者。
語の意味を考えるだけでもなかなか難しい。
エミーネーターまでは数学の抽象化は進んでおらず、岡潔は数学の抽象化に反対したのだ。岡潔は具象的乃至具体的な数学をやっていたことになる。
この問題では理論的なことを問うているのではないので、このような意味での具体性ではない。
【第5課 引用して書く】
質問に答えなさい
(略)
下のような場合も、患者は新たに来ません。
実際に、救急隊員が必死で医療機関を探して何件も電話し頭を下げ続けている光景を見て、スイッチが入りました。この状況を根本的に解決することが、自分のやるべき仕事だと。
ただし、行き『続けている』のには、患者自身も含まれています。
ここで起こっているのは、ミスマッチです。
必用に応じてもれなく機会を提供するには「待機」がもとめられますが、余剰時間を多く抱えることでコスト負担が大きくなります。
課題で求められている『引用』ってこういうことだろうか。
何かが違うような気がする。