『ごんぎつね』が「読める」とは―教育現場の実際から

ただ、光村図書出版の教科書を使った実際の指導例が、

本単元では、場面の移り変わりとともに描かれる登場人物の気持ちの変化を複数の場面の叙述をつなげるだけでなく、情景から想像する力を育成していきます。 また、登場人物について考えたことや感じたことを交流することで、感じたことや考えたことを共有し、一人ひとり感じ方が違うことに気付かせたり、気持ちを表す語彙を豊かにしたりします。

小4国語「ごんぎつね」指導アイデア|みんなの教育技術

赤字強調は引用者。

で、

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自分はプロじゃないので、勘違いしているだけであるような気もするが、
自分が「力説」してきたところとそれほど離れていないような気がする。

光村図書出版の教科書の狙いとされている重要指導項目は、(実際の授業では、)「また」取り上げられていることであるのが実情なようだ。

そうすると、教科書の違いによって、体験することに差が出るだろうが、「話がかみ合わない」ということはあるだろうか。

私自身が使っていた教科書が光村図書出版のものだったかどうかは、さすがに記憶にないが、『手ぶくろを買いに』の指導も受けたので(卒業生を送る会での4年生の演目だったので、まさに「共有」したが、読書会を開くということはなかった。)、そうだったのかもしれない。

※全校生徒が集まって一斉に行うのではなく、各学年で決めて練習した演目を、卒業式までに、それぞれ適時に卒業生を招いて披露した。