もちろん、そうだけれど、これは自然権の発想で、人間って、(それだけでなく)「不公平感」の方が耐えがたいんだよね。例えば、業務を「1個」頼むだけでも、激烈な不満が即座に噴出するんだよ。

これが若いときに苦労を押し付けられて、耐えていると、と言う二次的な問題も派生するから、「若い時の苦労」にレバレッジがかかるのね。

そこで違いが出るんだよ。
これね、或る意味での「ピグー税」を思い出させるんだけれど、ピグー税って、「資本」と「労働」の「足が違う」話で、「資本」に比べて「労働」はどうしても「足が遅い」から生じる(本来は国際社会での)社会的不公平のことだと思うけれど(つまり、南北問題。)、年食うとね「足が遅くなる」んだよ。

だから、「どの世代も」と言われると、それは微妙だね。
みんな嫌なのは嫌だけれど、嫌の「質」が違う。
だから、それは、自然権の発想なんだよ。