このツイが流れてきました。言いたいことの気持ちはわかります。でもこんな三十一文字にすら含まれていたりします。
— yhkondo (@yhkondo) 21 november 2019
「忍ぶれば苦しきものを人知れず思ふてふこと誰に語らん」(古今集・恋一・読人不知)
この三つの語は、日本語という言語において、古くから、とても重要なものなのです。 https://t.co/6lFZDvPpSN
元ツイートの松本さんのプロフィールに『消費者理解の会社でR&D担当。副業でビジネス書の作家やってます』とあって、なるほどねぇ、と思った。技術的実用主義。だから、「実用的な文章」と言ってあげると、生徒の不満も和らぐかも?しれない。
日本語学校化できない国語教育。それを阻むのが些末なことに拘る研究者である、いつもの構図ですね。
自分も気を付けよう。ただ、そういう文章は、「説得的な文章」に陥りがちな気がして、説得、説得技術とは距離をとりたい心理が働く。
「考える」コトは対象化するコトであるから、そうなるのだろう。
イメージの繋がりから形式的な運用(二重化)へ言葉は進化するのかもしれないのは、 で見た通り→イケアでサメには気を付けろ
ならば、「こと」「もの」「という」の多用こそが進化の鍵かもしれない。
☟「も」の多用を戒めています
モノの本性は、生成消滅を繰り返し、周囲との関係性に還元される。抽象的な存在(コト)であることが判明した!
[推薦文]
「モノからコトへ」という説明方こそが、本書の手柄である。相対性理論から量子論、ポストモダンの宇宙理論まで、少なくとも何をどう考えているかわかる。いや、わかる予感を持つことができる。脳が栄養液につけられたようで、不思議に心地よくなる。 清水義範氏[作家]
竹内薫 新刊・既刊情報物質をめぐる冒険 万有引力からホーキングまで (NHKブックス)
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