「言っていいことと悪いことがある。」は論理国語的には内容がないとの件、面白いですね。「エンジニアには二種類ある。徳丸本を読んでいる奴と読んでない奴だ」のたぐいで、一種のレトリックなのでしょうか。 https://t.co/AyCsaMowzy
— 徳丸 浩 (@ockeghem) 2019年11月24日
【第1問目回答】実証と解釈
世の中には言ってよいことと悪いことがある。
世の中には言うべきことがある。
この前提は?
A(不見識な発言)世の中には言ってよいことと言うべきではないことがある
B(勇気ある発言)世の中には言うべきことがある。
[可能]A ∨ [必然]¬A ならば、定理のとおりである(様相論理 - Wikipedia)
ただ、発話の意味はそれに限定されるだろうか。
そうではない。
これは である。
[許可]¬Aと[禁止]Aには意味の揺らぎがある。
「声に出さなくてよい」は「声に出すな」という語用であることがフツウである。
つまり、背景がある。
タバコ吸っていいよータバコを吸うことを一般的に禁止していることが背景
タバコ吸ってはだめータバコを吸うことが自由な行為であることが背景
つまり、「発話」とは「呼びかけ」であり「理解させる」ためである、したがって、「発話」以前は「理解されていない」はずである。
つまり、Aの文章は(意味の揺らぎを無視するならば)
[禁止]P ∧ ( [許可]P ∨ [禁止]P )だから 矛盾を排除する場合、[禁止]Aが残ることとなる(レトリックとしては、強調されることとなる)。
これは解釈論である。
「論理国語」というと分からないが、「実証的」(内部)には意味がないか或いは(ゆらぎの為)確定できない。もとより意味が外挿されるべくしてある文書である。「もとより」そうであるならば、それを以て「非論理的」と言うことはできない。
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【第2問目回答】対比と主題
(A∨B∨C)≡(A∨¬A)≡(B∨¬B)≡(C∨¬C)
で述べられていることは、分析概念であって、論理結合子で結合される要素間の関係の適切さであり、要素の意味ではない。ここで、ABCは、"a"に係る不特定な要素の選択であって、それに意味があるのではなく、結合子で結合される論理式に一般的な用益がある。それを a P ∨ the¬P (a₍P₎ or the others)と書き表せるとすると、ここではすでに発話順序に従っていることがわかる。ここでは、aを非制限子、theを制限子と呼ぶことにする。
ならば逆に、the P ∨ a Pならばどうだろう。すでに見たように、制限子は発話順序に従う。この場合それを主題と呼ぶ。c.f.象は鼻が長い(主題と取り立て)
ここで、言っているのがa Mr.Smith or the othersであっても、主題化されていることに違いはない。つまり、二重性がある。
比較参照)醜いアヒルの子の定理 - 機械学習の「朱鷺の杜Wiki」
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【回答を終えての所感】帰納主義の発展
発話は順序(つける)こと(一価負荷)に意義⇒右方内部化(統合化):主題
[A[B[C…]]]
帰納主義の誤謬の回避の方法を模索
黒い猫を見た 世界の猫は黒い
非枚挙的
比較 数学的帰納法(枚挙可能な世界)
オイラー→関数の脱目的化による抽象化
数学は、体系内の無矛盾な表現形式;(数全体からの)分析概念
例えば、マルコフ連鎖